2005年01月05日(水)  英国旅行10日目 オクトパスと三越とママの会とフレンチ


Heron Lodgeでの4泊は快適そのもの。夜遅いと心細いのでタクシーを使わなくてはならない不便はあるが、一泊一人£23でバスタブつきの部屋はありがたく、歩き疲れた体をお湯にしずめて癒す時間は至福だった。"Inspired Breakfast Award"受賞の朝食は4種類あり、全部制覇。何よりもChrisとBobの心づかいがすばらしい。財布事件では自分のことのように心配し、見つかったときには心から喜んでくれた。また帰りたくなる場所。9:42 Stratford発Marilbone行で11:55ロンドン着。少し歩いてcircle lineの駅からSlone Squareへ。駅前のブラッセリーで昼を食べ、Y邸に預けておいたスーツケースをピックアップし、タクシーでイギリス最後の宿The Rubens at the Palaceへ。

今回の旅で唯一のホテル宿泊で、チェックインするのもはじめて。ここは駆け込み宿泊をディスカウント予約できるサイトlaterooms.comで知ったのだが、ホテルのオフィシャルサイトに行ってみると、「ここで提供しているレートより安いところがあれば、お知らせください。その料金からさらに10%下げます」と表明。朝食つきツインを£99でおさえたが、通常レートだと£250以上するらしい。ディスカウントしているからといって安っぽいホテルではなく、建物も装飾もクラシカルで格調があり、従業員は皆フレンドリーで親切。red carnationというホテルグループのひとつで、隣には41hotelというワンランク上のホテルが建っている。従業員の胸にもバスルームにも赤いカーネーション。バスローブにも刺繍されている。なぜゆえレッドカーネーション?と聞くと、"Red carnation is the flower the owner fell in love with"とコンシェルジュ。なんだか素敵。

38番のバスに乗ってピカデリーサーカスへ。地下鉄とバス1日乗り放題券£4.5は3つ乗れば元が取れる。たまたま入ったショッピングモールで、わたしの目を釘付けにしたのがoctopusという雑貨屋。イギリスに来てこれほど物欲が湧いたのは初めて。引き出し、ライト、トースター、全部変で全部欲しい!シュガーポットと自転車のベルとバッグを買う。ポップな見た目の割には、けっこういいお値段。

舞台のPhantom of the Operaを上演しているHer Magesty Theaterをのぞくと、今夜もチケットはSold out。三越でしか売っていないという紅茶を買いに行くと、店内は日本!値札もポスターも日本語があふれ、店員さんもお客さんも日本人。地下のお土産コーナーでは「日本未入荷」と誇らしげな紅茶やジャムが並ぶ。京都に住む友人に「電車男に出てくるレノアって紅茶買ってきて」と頼まれて、あちこちの街で探したのだが、結局見つからなかった。(帰国して調べると「ベノア」だった。そりゃあ見つかりません)

三越近くの広場の露店でハートのキャンドルを買い、一人でホテルの部屋に戻る。5時過ぎ、留学時代の同期のN子が10月に生まれた長男君を抱いてやってくる。続いて、先日泊めてもらったご近所仲間で元同僚のI嬢が訪ねてくる。2月に出産を控えているI嬢とN子を引き合わせ、女三人で出産の話。この展開を予知したダンナは買い物を続けているが、「赤ちゃん連れなら部屋で会ったら?」と提案したのも彼だった。医学生でもあるN子の話はわかりやすく、わたしも今後のためによーく聞いておく。長男君でオムツ換えの実演、抱っこの練習も。イギリスは「自然なお産」の世界最先端を行っているそうで、好きなCDで音楽をかけ、アロマを焚いて水中出産なんてことができるらしい。

夕食はC君I嬢夫妻とともにチェルシーのLa Poule au Potへ。今回の旅行ではじめてのフレンチで、ジビエ料理が自慢のメニューはフランス語。フランス語もわかるC君にチョイスはまかせる。ダック、うさぎ、鹿などがそれぞれの肉に合った調理法で運ばれてくる。しっかりした肉の味は赤ワインによく合う。パンやバターはさすがフレンチ、つけあわせの野菜もおいしい。今回の旅の途中、ダンナが「結婚していちばん良かったことは何だろう?」と言い出し、それはご近所の会を結成したことではと二人で話した。ご近所仲間の二人がいなかったら冬のイギリスを訪ねることはなかっただろうし、ロンドンでこんなに楽しい時間を過ごすこともなかっただろう。人生をおいしくしてくれる友人がわたしたち夫婦の財産だとあらためて思った。

2002年01月05日(土)  知ってるつもり

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