2002年12月23日(月)  横浜めぐり

■名古屋に住む小学校時代の同級生・亜紀ちゃんから「赤レンガ倉庫でやってる石井竜也の展覧会に行くんだけど、一緒に横浜めぐりしない?遊ぶパワーなら負けないよ」と挑発的なお誘い。朝11時に桜木町駅で待ち合わせ。横浜は行くたびに風景が変わっている気がする。また新しい建物ができていたが、ゆったりと距離を保って建てられているせいか息苦しさはない。馬車道と呼ばれるウッドデッキの道を15分歩いて赤レンガ倉庫着。「NUDE」と題されたエキシビジョンは、石井氏が1997年から行っているアートライブ(観客の前で真っ白な立体像に絵を描いていくパフォーマンス)で創り上げた作品約50体を一堂に展示したもの。年ごとにテーマがあり、2002年は「卵」をテーマにテロでゆれる世界に平和のメッセージを発信。「混卵」「戦卵」など作品のタイトルのつけ方もユニーク。■赤レンガ倉庫のテナントを冷やかし(CA4LAで帽子とっかえひっかえしたり、ランドリーでクリスマスプレゼントのシャツを買ったり)、中華街へ。重慶飯店で餃子や小龍包や大根餅など飲茶のランチ。土産屋めぐりをし、怪しいチャイナ服ロボットに手招きされて奥まった雑居ビルの中へ。雑貨屋がいろいろ入っていて楽しいところだった。椰子の実の器に魅せられて観葉植物を、アイデアに膝を打ってポケットつきマグネットを買う。長い行列の江戸清のチャーシューパオ(焼豚入り豚まん)をほおばる。お土産に買った同發飯店の豚まん2個も家に帰ってぺロリ。完全に豚まん中毒だ。通常の体積の倍は軽くあるジャンボ豚まん、3個でいったい何グラム!?■夕方5時から石井竜也GROUND ANGELなるイベントをやるということで、30分ほど歩いて赤レンガ倉庫に戻る。地上に天使が舞い降りるってことで倉庫の前の石畳に映像が映し出されるのだが、真横から見るとよくわからなかった。倉庫の1階にある馬車道アイスは、かなりヒット。上にかぶせた最中の皮をスプーンで割りながら食べる。「ハーゲンダッツでよりどり7つ盛りの日(そういうのが名古屋の店にはあるらしい)もぺロリと食べれる」というアイス大好きな亜紀ちゃんも大満足。おそろしくきれいな夜景に口を開きっぱなしにしながら横浜の町を後にする。建物ごと浮かび上がるような光の量にも、それを狙って三脚を立ててカメラを構える人の数にもびっくり。いやはや昼も夜も絵になる街。

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