2002年04月09日(火)  東京コピーライターズクラブ

■昨日の夜、残業していて「カッターを持ったコピーライターがやけに走り回っているなあ」と思ったら、今日がTCCの締切りだった。TCCとは東京コピーライターズクラブのこと。プロのコピーライターにとっては、この賞を取ること、受賞は逃しても、せめてTCC年鑑に作品を掲載されること、その前にTCC会員になることは、とても意味のあることなのだ。応募には、食品や車や公共といったカテゴリー別に賞を競う「一般部門」と、新人賞をめざす「新人部門」がある。TCC会員になるためには新人部門で入賞しなくてはならないのだが、その応募には「過去1年間にコピーを手がけた(共作はダメ)5作品」が必要になる。1つや2つだけだとまぐれがあるかもしれないので、安定した実力を見せよというのだ。この5つというのが曲者で、実際3つか4つは「これなら狙える」という作品があっても、あとの1つでどーんと平均点を落としてしまったりする。5つそろわない場合はそれでもいいらしいのだが、「こいつ、4つしかなかったんだな」というのも力不足を名乗ってしまうようで、情けない。というわけで、毎年、TCCの季節になると、コピーライターたちは作品ファイルをかき回し、「意外と仕事やってねえなあ」とか「去年のコレを入れれたらなあ」などと嘆き、5つそろわない人は、「しょうがない。一般部門で出すか」となる。一般部門は誰でも応募できるが、ライバルは仲畑さんだったり真木さんだったりタグボートだったりする。■はずかしながら、わたしはまだ新人賞を取っていないので、会社からは「そろそろどうなの?」とプレッシャーをかけられている。年賀状に「TCC!」とだけ書いてくる上司もいる。今朝から作品をかき集めたが、「コレがあれば何とか5つそろう」と思った作品の清刷りが見つからず、結局今年も一般部門に応募することにした。去年も一昨年も年鑑には掲載されたので、せめて年鑑入りは果たしたい。シナリオは書けるけどコピーはからっきし、と言われないように。

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