春の日記
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2003年07月13日(日) 「白骨山河」金井英一郎、文芸社

母が資料から近隣に住む巡拝ツアー参加者を拾い出して訪ねたことがあり、その方から貸していただいた本。著者サイン入り…。母の叔父にあたる人は泉兵団でレイテで亡くなったのだけれどこの本は玉兵団でルソン島のお話。そもそも生まれからして著者は金持ちだし優雅な学生生活を送って階級も少尉相当あるし戦後もそれなりに恵まれてるし何より生き残ったと言う点で大きな違いはあるけれど。…母の叔父は「人の嫌がる軍隊に志願で出て」きた下士官候補生。最終の階級は一階級特進で曹長。
ところで参考になると思ったのは輸送船団の様子かな。船の名前も他の記録には間違いがあるようだし、玉兵団の後に同じ船団で泉兵団が輸送されてるようだし。しかし自殺者が出るほど劣悪な環境だとは…。「運が良かった」で片付けたくない話には共感。