初日 最新 目次 MAIL


空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2007年03月03日(土)
旅立ちのとき

 レオリオ、お誕生日おめでとう。旅路にあってお祝はできませんでしたが、陛下のお誕生日のときにでもまたすごいスイートなもの考えてるから〜。

 という免罪符を胸に? ちと考えた末に出雲大社に行くことにしました。
1)t子さんたちとは12時くらいに合流。
2)雨が降っておる。午前中は雨の予報。
だったので、松江駅からバスで行ける八重垣神社近辺にかえようかなとも考えたのですが、思い切ることにしました。結果は○。

 7時、朝ごはん。ホテル一階でビュッフェ。お味噌汁の具は当然しじみだし、特別メニューにしじみ鍋(だったかな)もありました。

 8時1分、松江駅発の電車で出雲市駅まで。雨が断続的に降っていました。時間がないからなー、0分と30分に出るっていう出雲大社行きバスを待ってる暇ないかもな、一畑電車の駅とくらべるとちょっとJRの駅遠いけど、なんか歩けそうじゃない? とタクシーに乗りましたが行けども行けども着かず。ああ、参照していた略図に載っていたのは別の駅でした。JRの駅は思いっきり欄外でありました。出費ちと痛かっただ。

 せっかく早く着いたのでしばらく参道を歩きたいなと思い、正門鳥居より前に降りてゆっくり歩きました。ほとんど人影もありません。参道の松並木の玉砂利を踏みながら荘厳な気持ちに。
 祓橋直前の左側に三軒の出店があります。そのうち一軒は店開きをしていたので、87歳だというおばあちゃんとしばらく話しました。箸を一膳買いました。

 そのうち雨が降ってきました。あとはときおり強くなり、ほぼ止みませんでした。こどものころに歌ったこともある因幡の白兎と大黒様の銅像があったり、神馬・神牛の銅像がまるで飼育されているかのように厩に置かれていたり。
 
 参拝してから本殿のまわりをぐるりと歩きました。ところで大国主命は縁結びの神ということですが、その由来はわたしの買ったガイドブックには[ピンチになると女神たちに助けられる]とか[結婚した女神は6柱]、[こども神は118柱]など、神様だからまーいいが、艶福家ではあるけどそれってワンアンドオンリーの愛とかには不向きなのでは? という疑念がちらりと頭をよぎってみたり。でも友人に頼まれたお守りはいただきましたとも。

 



 さて出雲大社には日本一大きな注連縄があるという話でしたが、わたしはてきとーな知識しか持たずにやってきたので、最初に見た拝殿のはたしかに太いけど先週(!)長崎の諏訪神社もかなりのものだったな、と思いました。じつは恥ずかしながら、日本一のほうはこの写真、神楽殿のものでした。ちょうど婚礼中でした。

 その後はおみやげもの屋に寄ったくらいで今度こそバスに乗って駅へ戻り、特急で松江に戻りました。荷物をとりにホテルに戻ったところでt子さんから「着いたよ〜」メール。すぐに合流です。わーい9月以来だね! yたちゃんも。

 今回の旅の最大のお目当て・ルイス・C・ティファニー庭園美術館に向かう前に旅館に荷物置くのは当然として、お昼は松平不昧公が愛したという鯛めしだよね! とタクシーに乗ったところ、目をつけていたお店は改装中でござりました・・・・・・。というわけで旅館に直行。

 昼ごはんは松江牛しゃぶしゃぶにすっか! と思ったけど高いのでやめて、創作フレンチっぽい店に入ってみました。ろまんちくすぎる名前にちょっと不安も覚えましたが、ごはんはおいしかった。三種のハンバーグというものにしました。でもパンを選んだら「スープ」としてティーカップにしじみの味噌汁が入っていたのはミスマッチよ。ほかには素焼きっぽい陶器も使ってたんだから、そういうテイストにすればいいのになと思いました。

 観光ループバス・レイクラインに乗って湖畔を走り(この長距離を走っても料金一律200円は安い)、目指すはルイス・C・ティファニー庭園美術館です。この3月31日に閉館するというもの。わああ、公式サイトで松江市への呪詛のことばを書きつらねていたと思ったら、館内に入ったとたんに
「3月31日 閉館
 松江から、
 安住の地を求めて旅立ちます」
という大きなプレートが。そして二種の印刷物でやはり松江市を告発しています。←これ、館内の別の場所にもあったぞ。真打ち的展示の入り口とか。

 さて展示品はなかなかいいものがあったのですが(特にステンドグラス)、なんかキャプションが思い入れたっぷりなんだよね。「世界に類を見ない」とか「世界一の」とか、自分のところの収蔵品やラインナップについて何度も書くものでしょうか? この美術館がたった6年で「安住の地を求めて」出て行くことになったうえでは松江市の不誠実な態度があったとしても、そこまで激昂してしまうとか事態をこじらしてしまったのはここの御方の心性というものにもなにがしかの理由はあるのではないでしょうか・・・・・・。

 というわけで
「箱根ならいいんじゃないかな? ラリックもあるしポーラ美術館とかも」
などと話ながらゆっくり見て歩き、またレイクラインに乗りました。今度は旅館最寄りの「松江しんじ湖温泉郷」でブザーを押すと、なぜか運転手さんが
「どちらにご滞在ですか」
と聞いてきます。なんじゃろ? と思いつつ答えたら、なんと停留所でもないのに玄関先で止まってくれました! さすが観光客の足。

 お泊まりは宍道湖畔のなにわ一水です。昨年オープンしたという露天風呂つき個室フロア[水と雲の抄]に泊まります。こちら、宍道湖畔をのぞむベランダに露天風呂がある!? とドキドキ。果たしてこのようでござりました。


 

 見えます見えます。
 いやー、ガラス下半分用のすだれがあるからこれを引いて入るんだけどね。あ、もちろん大浴場もあります。
 今回は三人一部屋なので和室+洋室でありました。洋室にはなぜか双眼鏡がセットされている! あ、ラムサール条約で守られている宍道湖の野鳥を見るためなのですね。残念ながら雨模様だったので見えませんでしたが。

 ごはんはたっぷりでございました。まずお部屋に入ったときに仲居さんがお茶を煎れてくれて三種類の和菓子。夕食は一階の専用個室で。昼間食べそびれた島根牛も、うなぎ入り茶碗蒸しもありました。

 しばらくエステに行ってなかったので、お部屋に来てくれるというのを頼んでみました。疲れていたのでありましょう、自覚もあったのですが施術を受けながら眠ってしまいました。でも初めてのイオン導入はなんかいまいちだったなー、やったあとも翌日もあんまり御利益感じませんでした。続けないと駄目なのかな。