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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2006年03月02日(木)
さすがに寒うございました

 冬だし、もともと開いてない所も多々あるからゆっくり出ればいいよね、と朝食は9時におりていきました。おお……その鳥籠の中にしつらえたような席はなんですか? まさか美しい衣服の下を鎖につながれた佳人が……? 他にお客がいなかったのをいいことにもちろんパチリ。他、ここで特筆すべきは和食が用意されていたことです。白いご飯に味増汁、潰物3種ばかり、そしてなぜかだしの小袋。もちろん御箸もあります。冷製のものの所には鯖らしきものとニシンの酢づけまで。全体としてのバラエティは少し控えめだったのですが、自分でワッフルを焼けたのがおもしろかった。

 部屋を片づけ、チェックアウトして重装備ででかけます。とうとう腰に当るように衣服の上から貼るカイロを。ダウンコートの上にぐるぐると長いマフラーを。ところで、どこの国でも若い人は薄着のような気がします。途中いきあった卒業旅行かな? の30人くらいの大学生(推定)は、東京とほぼ同じいでたちだったような。

 雪がちらついていたので足元に気をつけながらまず聖ヤコブ教会へ。ここは改修のため寄附を募っているくらいなので(当然日本語の訴えもありました)内陣に入るのでも入場料をとられました。1人2ユーロ。しかし階上にあったリーメンシュナイダーの彫刻による聖血祭壇を見ただけでその価値はありました。

 主祭壇近くでは連れが
「クラピカだってよ」
と言いだしたのでびっくり、示されるままに芳名録のようなもの(教会にあるって珍しくないか?)を見たら、ローマ字で4人分の名前があり前2つはいかにも日本人名、そして最後に
Clapica
とあるではないですか。の前 ついでにその前は
Bico
だったのですが(ムヒョのキャラ?)。
 今時クラピカとは見所があると思ったり、いや綴り違うよ、いや正しいのはあくまでもハンター文字だし。などと考えました。

 ローテンブルクの博物館美術館て冬は午後しか開かないみたいだからとりあえず写真ポイントのプレーンラインを目指すか。と出たところで、このドイツ旅行はじめて猫に遭遇! おお……ドキドキしつつまずは遠くからパチリ。ついで恐る恐る近づいていったわたしに、なんと一突進してこられるではないですか! ごめんなさい食べものないのであります、お目にかかれることを知ってたらホテルの食堂から……。じつはその後、散歩から帰り専用猫ドアからご帰宅なさる猫も見て、ローテンブルのは猫ポイントがが一ん! になったのです。
 
 寒いねえ、と言いながら散策は続きます。途中でローテンブルク名物シュネーバルの小さいのを食べてみたりしつつ、結局、城壁を出て北の端に行って帰ってきました。昼はソーセージ(つけあわせはレンズ豆と南ドイツ風パスタ)。そしてレバー団子(同じく、ザワークラウトとゆでジャガイモ)。

 午後のハイライトは中世犯罪博物館。扉を開けると、〔鉄の処女]のレプリカがお出迎えです。名誉刑に使われる各種の辱めの仮面がおもしろかった。その後、市の美術館へも。ローテンブルクの街並みはたしかに美しいのだけど前日のネルトリンゲンと基本は同じで、それほど大きな感激はなかったかなあ。楽しみにしていた看板も案外まばらだったし。

 そしてミュンへンにもどりました。お、今度は角部屋だね広いかなと思ったわたしたちを迎えたのは、バリアフリーに徹するあまりバスタブのない部屋だったのです。オーノー。