初日 最新 目次 MAIL


空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2004年08月05日(木)
やっと自由行動(12日に書きました)

 待ちに待った? 自由行動です。
 oちゃんとわたしは前からバチカン美術館に行こうと決めていたので、六時に起床四十五分に朝食、七時二十五分ごろホテルを出ました。おばあさまたちのうちおひとりは数日前から腰痛ということでホテル待機、年少のsさんは一緒においでになりました。

 誰も歩いていなかったらかえって怖いかな? と思っていたのですがカフェは開店してるし、街も目覚めて動きはじめたころだったので快適にどんどん歩いていきました。
 途中でASローマのオフィシャルショップを偶然発見したり(その後寄ったけど、とにかくローマってトッティなのね)、大好きな市場があったからあとで行こうね! と誓ったり。生活感あってそれでいておしゃれで、いい場所に泊まったなあ。

 バチカン美術館の入り口には到着したのは七時四十五分ごろ。
 八時四十五分開館だけどとにかく並ぶから早めに! というガイドブックの指示に従いおとなしく並んでいると(先客は二十名くらい)、オフィシャルガイドというIDカードをつけたおばあさんが英語で勧誘しに来ました・・・・・・ほかのひとたちを。
 チケットは十ユーロ、それに加えて自分にガイド料をひとり十二ユーロ(計二十二ユーロ、日本円で三千円くらい)払えば、英語でのガイドはもちろんだけど一般入場開始を待たずに団体として八時から見て歩けるよ。と言っているので、わたしたちも入れてもらいました。これが大正解。八時から十時半すぎまで歩きまわりました。ごくごくはしょってですがsさんにガイドさんの解説を訳しながら歩くのはちょっとたいへんだったけど、よろこんでもらえたのでよし。一緒にまわったのは四人連れ+二人連れの英語人さんでしたが、
「英語わかりもしないのにさー早く入りたいから金払ってついて来るんだよなあ」
と、でかい声でしゃべるのはやめてね。と思いました(修行が足りないので「おっしゃってることは聞きましたよ」と言ってしまいましたが)。

 以前イタリアに来たときの最大の目的がこのバチカンでミケランジェロの天井画『天地創造』のアダムを見ることで、当日は先をいそぐあまり一緒に見学に行った子に「三倍のスピードで歩いてたよ」と言われたものであります。「アダムの創造」絵は理想の男性美と思い、高三のときには謎めいた美貌の双子(男女)が知性などは凡庸だけど美しい高校生を「アダム」と呼んで・・・・・・えーと、どうしたんだっけ? な純文学もどきを文集に書いたんだっけか。
 ××年ぶりのアダムはやはり麗しかったです。そしてシスティナ礼拝堂というとミケランジェロの天井画+壁画ばっかり思っていたわたしは、じつはボッティチェリをはじめとするほかの画家の手による作品も壁をぐるりと飾ってたことをさっぱり忘れておりました。

 バチカンはやっぱりローマのなかにある国、カフェにもピザ釜があるよ。
 というわけで三人でピザを一切れ分けジュースなんか飲んで休憩。さて外へ・・・・・・と思ったらなんとー、
「あっ、クロゾ!」
と言いたくなるような黒猫がだらーりと庭におりました。

 猫、じつにミラノ以来見てませんでした。

 そろそろ太陽照りつけるなかを歩いて帰りました。ほんとうは市電に乗ってみたかったのですが、うまいのがなくて。
1)市場−ちょっとたそがれていた。ブースのうち四分の一くらいしか営業してなかった。果物買いました。写真はかぼちゃの花?



2)おみやげもの屋さん。sさん、ローマの名所をモチーフにしたマグネットをふたつ購入。
3)おおー滾る・・・・・・! 食のデパート的お店。まずはケータリング&立ち食いのところでサンドイッチなどを買い、それから天井までびっしりと食材が並ぶクラシックなお店をぐるぐるまわっておみやげにちょっとキャンディを買いました。お店のほうには日本の食材もいろいろあって、なんと電気炊飯器も売ってました。
4)ASローマショップ。友人がおみやげ購入。
5)ホテル近くまで戻ってきてアイスクリームを買って舐めながら帰りました。

 お昼のあとは一時間くらい横になって、それから午後の部。今度はoちゃんとふたりです。地下鉄(き、キタナイよ・・・・・・! 車内には警察官か警備員さんががっちり乗り込んで目を光らせていたから不安はなかったけど)でスペイン広場まで行き、ブティックをのぞきました。もとはといえば買い物好きの弟に
「Oliverのワイシャツ二枚買ってきて」
という使命を与えられたのがはじまりなのですが、弟よ十年前のガイドブックで指示しないで・・・・・・たしかにヴァレンチノだったけどもうOliverじゃなくなってたよふつーの女性用のヴァレンチノブティックだったよ。
 と、がっくり。かわりにベルトと思ったけどそれも
「おしゃれな銀のバックル」
なんて指定があるのてさんざん歩いたあげく諦め、あまりの暑さに一度ウェンディーズに入ってジュースを飲み(これも敗北。ほんとうはバールに行きたかった・・・・・・しかしみなさん今の季節はテラスらしくお店の奥まで仕切りがなく開放されてるところしか発見できなかったため、とにかく涼みたかったわたしたちはバーガーショップを選んでしまった)、またさまよい、一枚だけベネチアングラスの飾り皿買って家人におみやげ買って、裏通りでキャンディカラーの宝石をとりまぜた世にも美しいネックレスにうっとりししかししていくところもないので諦め、タクシーでASローマショップに乗り付けて
「サッカーTシャツ」(ヴィンテージものを復活させてデザインのものを買いました、バーゲンで二十八ユーロ)
を買って帰りました。

 翌日は十時チェックアウトなのでもうゆっくりしよう、荷造りはやめとこ。ということで、おしゃべりしたりして寝ました。・・・・・・もちろんテトリスもな。