やっぱり連泊はからだが楽。 しかしこのホテル、おしゃれはおしゃれなのですが食事はあんまりなあ・・・・・・。昨晩の夕食もものすごく味付けが濃かったし接客係はフレンドリーではあったけどお皿をガチャ置きだし。朝食レストランも同じ場所で、白を基調にして椅子は淡いティーグリーン、アクセントに真紅という美しさなのですがその美しさをくずすのを恐れてか? ビュッフェの食物を置く場所がちらほら分散していてわかりにくく、バラエティもいまひとつ。
じつは今日はみなさんは午後ピサ(斜塔で有名)に遠足予定なのですが、oちゃん・わたしそして旅行で知り合ったKさんの三人は離団申請書というものを書いてウフィッツィ美術館に残ることにしていました。団体扱いで予約して待ち時間少なく入れるのは嬉しいけど、ごくごく限られたみどころの説明を聞いて一時間足らずで離脱というのはあまりにも惜しかったし・・・・・・。それにすこしのんびりしたかったというのもあります。 じつは最初に「離団」を考えたのは、八十二歳の社長さんのほうが以前痛めた腰の痛みを訴えたからでもあります。歩くのが億劫だとういことで、実際この日は午前その二で行った免税店からタクシーでホテルに帰ってその後一日静養することになりました。もうひとりの八十歳のかたは足腰お元気で、ピサにてもどんどこ歩いて楽しかったきれいだったとにこにこお帰りでした。
1)ミケランジェロ広場 フィレンツェ市街を見はるかす展望台の趣、アルノ川の対岸の丘にあります。ミケランジェロの「ダビデ」像などのレプリカが飾られていることから名前が。 丘の中腹には中規模のお屋敷が点在していて、十九世紀まではフィレンツェの高級住宅地だったそうです。現在はホテルになってたり。
2)免税店 以前母親が買ってきた革細工のごみ箱はフィレンツェ製だったのか。 ほかにも有名ブランドのバッグなどいろいろありました。 金の輪のピアスを一組買いました。oちゃんは母上に手袋を。 3)ウフィッツィ美術館 Uffiziというのはイタリア語で「オフィス」に当たることば。 この建物をたてたメディチ家が執務室として使っていたからついた名前だそうです。 ××年まえに来たときにも行列して入った記憶がありますが、現在では基本的に予約して入場することになっています。それでも軽く三十分は待たされてしまいました。 でも入ると余裕がある感じ。 ガイドさんはジョットーの聖母子、フィリッポ・リッピの聖母子(これ大好き、以前来たときにはまったく知らない画家だったけど一目で魅了されてしまいました。しかし今回あらためてみるとこの絵はすばらしいけどほかはけっこう固いし色彩もあんまり・・・・・・で、全体的にはボッティチェリのほうが好きだなと思いましたら、リッピ一族で一部屋に収蔵されてるからタッチのちがいなどはしかたないようでした)、ボッティチェリの「春」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」、そしてミケランジェロの「聖家族」だけをさーと説明して大聖堂に向かった・・・・・・のがほかのひとびと。わたしたちはここでお別れしました。
まずカフェテラスで軽い昼食を摂り、一時間各自見歩くことに。 一応出発点に戻って、好きなものをピックアップしていきました。 ウッチェルロの「サンマルコの戦い」と、おやーこんなところにあったの。のゴヤの「チンチョン伯夫人の肖像」が新たな「好き」かな。
大きな美術館というと大理石作りのイメージがとても強いのですが、ここは内部の枠などが木製でぬくもりのある感じ(そして冷房はあんまりされてなくて暑かった)。ふたつの建物をつなぐ廊下などはとても大きく窓が取られていて町の景色も見えて趣があります。 そういえばいつ書くことになるのやらのウサギちゃん陛下話は、このフィレンツェをイメージした場所にあこがれていた話をクロロにしたことから「外に連れていってやる」と言われたのだった。 でも違う話、違うエピソードの出会いの場所として使いたいなあと思ったりしました。
・その後特別展(ラファエル前派とフィレンツェ)をみんなでさっと見てからショップに行ったらもう疲労困憊。出口すぐのカフェで一服しました。ここでわかったことは、どうもイタリアで「ファンタ」と言ったらオレンジ味に決まってるらしいこと。旅先ではごくたまーに炭酸ものも飲むのでファンタある? と聞いたらあるとのこと、で「オレンジ? レモン?」と言ったらなんだか通じない。結局”ファンタと言ったらオレンジ味に決まってる”ということだったみたいです。
イタリャーはしぶいオヤヂが多いな。ということで、カフェのとなりのフィレンツェ情報スペースでコーヒー片手に新聞読んでたかたをぱちり。
4)ピッティ宮 アルノ川を渡るポンテ・ヴェッキオ(Ponte Vecchio、「古い橋」)を仲介に、ウフィッツィとピッティ宮殿はつながっています。メディチのおかたたちは執務室から住居までいつでも往来できるようにしていたのだそうです。 このピッティ宮殿はとにかく・・・・・・おっきいな・・・・・・! という感じでした。縮尺の感覚狂うというか。お目当てのパラティーノ美術館だけ入場券を買いましたが(8.50ユーロ)、ほかにも銀器とか陶器とかの美術館や庭も見どころのようでした。 そしてまた暑いのだよ。イタリアとスペインはそんなに暑さが変わらないような気がするのですが、公共の場の冷房普及率はスペインのほうがはるかに高いと思います。夏でもこんなにつらい思いをすることは、すくなくとも大きな美術館などではないことです。 ウフィッツィですでにかなりのエネルギーを消費していたわたしたちは、壁面いっぱいに所狭しとならべられた泰西名画の数々に眩暈を覚えながらうろつきました。やっぱりラファエロの絵は美しかった、これだけはわかったけどね。
5)ベッキオ橋でアクセサリを見る。 橋の両岸はすべて貴金属店です。最高級のものを扱う店から、どちらかというとビジュテリー寄りの店までいろいろ。四角くカットされたペリドットのピアス(留め金は金)と、キャッチの部分に特徴があるブルートパーズのピアス(ホワイトゴールド)を買いました。 ピッティ宮からベッキオ橋に至るまでのところでは絵ハガキやカレンダーを買ったりしました。
6)大聖堂と洗礼堂 ほんとうは朝、ウフィッツィの前に行くはずだったのですが時間のつごうであとまわしになったため個人で見学。写真は大聖堂正面の柱です。
大聖堂というと荘厳さ、重厚さなどが最初にうかぶと思うのですが、このフィレンツェのように三色の大理石を組み合わせて作った横縞模様はいっそあでやかで晴れやか。似た形式のものを翌日シエナで見ることになるのですが、こういう外観の大聖堂ってイタリア特有なのではないかしら。今度、建築を勉強している友人に聞いてみようと思います。
まずはお向かいにある洗礼堂を見学(3ユーロ)。なかはがらんどうでしたが、やはり天井のビザンチン風聖人画がすばらしかった。しかし惜しいのはこの見学をしてるうちに大聖堂の見学時間が終わってしまったことです。
水を買い、タクシーでホテルに戻りました。六時四十五分くらいかな。 ピサに行ったひとたちは七時十五分過ぎに帰着。揃ってから夕食について決めようとおもっていたのですがやはりでるのは億劫ということでルームサービスかな? →メニューを一緒に選びに行ったoちゃん、「くどいものはダメ」と言われて帰ってきました。 →近所まででてサンドイッチなど買いました。
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