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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2004年08月02日(月)
やっぱり仮面舞踏会とか(9日に書きました)。

 ヴェネツィアの宿は大運河(カナル・グランデ)に面したプリンチペというところ。今回別のグループの宿とは十五メートルくらいしか離れてなかったのはいいですが、そのためスーツケースを自分で引いて移動させられたのは嬉しくなかった。しかも歴史的建造物で何回も手を入れてあるため、同じ階の途中に平気で階段があったりするのです。ポーターが足りないからと部屋まで各自荷物を持っていったのですが階段に遭遇したときにはぎょっとしました。というのも、今回の旅行は

・あまりにも参加者が足りなくて困る。助けてください! と旅館のご主人に旅行代理店からSOS。
・そのご主人がわたしの友人の父上に連絡。父上はハワイに行くのでパス、そこで友人に話が。
・そしてわたしが誘われた。
ということで、その「ご一行」という形で四名で参加したのです。八十二歳・八十歳・友人・わたし。
 
 しかもここのドアは開けかたが特殊なのに事前の説明がなにもなくて一行はひとしく泡を吹いてしまいました。
 しかしこのホテル、部屋は狭いけど水回りも含めて手入れはちゃんとされてるし、シャンデリアは水色とピンクのかわいいヴェネチアングラス、ロビーも落ち着いてるし増改築を繰り返した迷路みたいな内部もけっこう味があって全体としては好きでした。

 二日は午前中がヴェネチア半日観光、そしてフィレンツェに移動です。
 朝食は七時からというのでそのちょっと前に下りて周囲を散歩。外周に一番近い鉄道駅そばなのでわりと往来があって、乗りあい船乗り場の近くには気が早い売店も開いていたので絵ハガキを二枚買いました。一枚50ユーロセント(約70円)。やはり観光地値段。
 夜明けすぐの運河を見ることができて、うむーちょっとくさかったけど雰囲気はよかったです。そして七時になると鳴り響く鐘も。

 朝食はダイニングで。ウェイターさんがにこやかでいい感じでした。
 プラムやりんごがどさっと盛られて氷で冷やしてあったのでとって食べました。

 またスーツケースを押して大きいグループの滞在していたホテルに行き、手荷物を含めてあずけてさあ出発。
 水上バス・ヴァポレットに乗って中心地へ。ドゥカーレ宮殿(ドージェ=元首の宮殿)前はすでにすごい人出。ミラノでは団体はもっぱら日本人だったけどこちらではヨーロッパ系のひともけっこう見ました。

1)現地ガイドのアントニオさんと合流、まずはガラス工房兼おみやげ屋へ。このアントニオさんはすごく日本語がうまく、話術も巧みでひとをそらさない楽しいひとでした。
 さて共通の友人yちゃんから
「いい男をつれて帰ってきて。できたらデルピー(デルピエロ)」
というご無体な命令を受けてきたoちゃん。
 でもいい男ならこっちがほしいよね! ということでとりあえず写真をいろいろ撮ることにしました。
 その一がこの工房のマエストロ・こちらもアントニオさん(忘れた)?
 胸筋がすばらしい! ので手元そっちのけで撮影しました。




 今回買い物の予定はあんまりなくて、でもガイドブックで見たヴェネチアングラスが見たことのないモチーフできれいだったからああいうのあったら買おうかな・・・・・・と思ったけど結局気に入るのがなくてやめました。

2)ドゥカーレ宮殿
 団体予約をしてあったのでそんなに並ばずに入場。きんきらーででかかった。という印象があったのですが、まあたしかにそんな感じ。

3)サンマルコ大聖堂
 修復中だったため歩く道筋が決まっていました。すばらしいのは天井のモザイク。東方との貿易で大いに栄えたヴェネツィアらしく、ビザンチン的な人物たちが埋めつくしていました。ちなみにこの天井を埋める金箔の総重量を試算したひとがいて、ゆうに二トンは越えるとのことでした。

4)自由行動
 おばあさまたちはほかの参加者たちとグッチなどに行き、わたしたちはとりあえずサンマルコのまわりをぐるっとすることにしました。××年まえに来たときにはこの広場にたくさん猫がいたと思うのだが・・・・・・いるのは観光客ばかりなり。
 oちゃんは大好きなアイスクリームを。彼女は日本でも果物とアイスが主食と言明するくらいのひとですが、イタリアのアイスは総じておいしい、特にレモンは絶品。と褒めていました。
 やっぱりすこし裏道にも入ろうよ。ということで適当に逸れて町歩き。みやげ物屋も適当にひやかしていきました。二月の謝肉祭は世界的に有名で、このときに仮装するための仮面などを売っている店もいろいろでした。
 ハガキもまた買ったので郵便局に行って切手を購入。アジアは80ユーロセントでした。

5)ゴンドラに乗る。
 約四十分ということでしたけどそんなに乗ってたかな?
 さっきヴァポレットで着いた場所近くから分乗、一艘には最高五人です。
 あいかわらずの炎天下だけど、狭い水路に入るとときどき日陰になったり。それから橋の下ではやはりひんやりしたりしてそれが救い。
 ここでも正午の鐘が鳴り響き、空気を揺らしていくのが心地よかったです。




 mしゃんからは
「イタリャア産あにおとと、イタリャー産あにおとと〜」
と電波ゆんゆん受信しておりましたが、あに。とおととさんがならんでゴンドラに乗るというよりはやっぱり・・・・・・。

 今晩の仮装舞踏会は闇のコレクターが主催する秘密の取引。ゴンドラに乗って会場となる邸宅を目指すふたり。どんな服装がいいかな? 陛下は女装それとも男装? 
「きみがほかの奴らの目を引きつけてるあいだに行って取ってくる。ねえ、”行ってらっしゃい”のキス、前払いして」(うわあああ恥ずかしい)
「出来高払いだ」(冷たくおっしゃる)
 など、考えました。

6)昼食。
 その後また船に乗りにいくまですこしだけ自由時間があって周辺を歩いたときには気づかなかった! のですが、みんなでさあっ移動だよ。となったときにすぐ近くの店のショウウィンドウに
『2005年 ゴンドラ漕ぎカレンダー』
を発見! ぎゃあああこれぞyちゃんへのおみやげ好適品なのに〜なのに〜・・・・・・。

7)移動。ボローニャのドライブインでトイレ休憩して一路フィレンツェへ。
 今回はアルノ川沿いのミケランジェロホテル、泊まったなかで一番おしゃれでした。備品も充実。やっと連泊するので洗濯をして寝ました。

 *おまけ。やっぱゴンドラ漕ぎは海の? 男だからシマシママリンシャツね。