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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2004年08月01日(日)
ジェットコースター的みちゆき(9日に書きました)

 今回のツアーは北から南下していく感じ、ミラノで入国でした。ミラノというとリナーテ空港と思っていましたが複数あるということで、マルペンサ空港から。わりと市街からは遠く、四十分ほどかかりました。

 総勢四十五人のツアーはひとつのホテルにはおさまりきらず十一人だけが別のホテルに泊まることになりました。わたしたちはこちら、ミラノではマリオットです。外から見るとうーん、古いなって感じ。でもロビーは贅を尽くしたものでした。豪華なベネチアングラスのシャンデリアが偉容を誇り、フロントのうしろには生花がふんだんに飾られ、フロント上の壁画はミラノの名物(大聖堂やダ・ヴィンチの「最後の晩餐」など、もちろん)を題材にしたちょっとモダンな感じでした。全体としてはアールデコだそうです。

 添乗員さんは大きいほうのグループと行ってしまい、現地アシスタントさんが来ていたのですがご年配のかたについていきました。カードキイを渡され、自分でガラゴロスーツケースを転がして部屋に。
・・・・・・あかないんだけど。
 二枚あるカードキイの両方、ダメなんだけどさー。

 結局フロントに行って訴えたところ
「オウ」
とか言って磁気を通していました。すみませんもなしなのかね? と言うのも面倒くさいので帰り、はあー今度はOKでした。
 アシスタントさんもまわってきたのですが、ある御夫婦が
”電気といい備品といい、すべてをわたしたちがチェックするまでここにいろ”という要求をでかい声がつきつけててお気の毒でした。その言い方がね・・・・・・。きつい旦那さんだなあと思っていたら突然奥さんがわたしたちのほうにやってきて、
「バスローブありますか」
と、すごい目つきをして言います。やっとドアが開いてさあこれからはいってみようかというところだったんですが。自分のところにはないので落ち度ではないかと思ったようなんですが、さっさと部屋に入ろうとするのにびっくり。
「どこでもあるわけじゃないですよ、ないところのほうが多いと思います」と言ってお引き取りいただきました。
 このHさんご夫妻、その後も内容としてはまあ正当な場合もあるのですがなにしろ言い方がわるい。ということが何回かあり、一方自分たちはほぼ必ず集合時間に遅れてしまいあとのほうでは添乗員さんが集合したみんなを数えて
「足りませんね」
と言うとどこからともなく「やっぱり」とか「またHさん」という声が聞こえてくるようになりました。
 団体で引率されて行動するということは自分の自由の範囲をそれぞれが縮小しリーダーに委譲するということ、というのをわかってないといけないよね。

 ところで備品について。
 以前は「海外のホテルには歯ブラシは用意されていないので必ず持っていくこと」とありましたが、この数年スペインのホテルではわりとふつうに用意されてるようになっていました。今回イタリアで四〜五星のどちらかというとグレード高めのホテル四つに泊まりましたが、一度としてありませんでした。持参したからいいんですが。
 基本的にあるのは、
 シャンプー、リンス(リンスinシャンプーの場合もある)、入浴剤兼バスジェル、固形石鹸。
 シャワーキャップはたまに。
 高級になってくるとコットンセットとか、洗面関係じゃないけど靴磨きスポンジやソーイングセットもお持ち帰り可で置いてあることがある感じです。
 室内用スリッパはふつうなくて、今回の旅行では一回だけお持ち帰り可のものがありました。ついでに日本のちょっとしたホテルだと電気ポットとインスタントコーヒー&ティーバッグがあることが多いけど、今回そういう用意があったのはやっぱり一回だけでした。

 というわけで就寝は二時ごろ。八時半に出発なので六時半に起床し、身支度&スーツケース詰めて七時すぎに食堂に下りました。
 朝食はここが一番充実してたかな。ビュッフェの品数も多かったし、珍しいものもありました。
”ギリシャ風ヨーグルト”というのは保温器で加熱されてどろどろ状態で、それに木の実やドライフルーツを入れて食べるみたいでした。

 さてもうひとつのホテルに泊まったみなさんと合流し、観光開始です。
 スペインでもそうなんだけどイタリアでも、団体旅行のガイドには必ず現地のオフィシャルガイドを雇用しなくてはならないそうです。そのひとが日本語を話さないときには結局日本人現地ガイド+オフィシャル。という形になります。あと、スペインではどうか知らないんですが観光バスが市街地に入ることを規制している町があり、バス会社ごとに指定されたチェックポイントと言われる場所に寄って指定の料金を払ってパスをもらいウィンドウに提示する義務があるそうです。今回はヴェネツィア・フィレンツェ・ローマに入るときにこのチェックポイントを通過しました。指定の場所・時間に行ったのにオフィスが閉まってたこともあるのはやっぱりラテンのご愛嬌なのかな。

 午前中はミラノ市内観光。
1)スフォルツェスコ城
 十四世紀に当時の支配者ヴィスコンティ一族が建設。その後ミラノの支配者が変わるたびに破壊されたり修復されたりして、現在では内部に楽器やエジプト美術館も。収蔵品で有名なのはミケランジェロが最後に作った未完の「ピエタ」、通称ロンダニーニのピエタです。
 以前お堀だったところに猫がたくさんいたよ! それから入場のときにちらりと見たおじさんは散歩紐で猫を連れてたよ! と喜びましたが、その後猫との再会は六日目のバチカンまでなかったのでした。

・免税店 ツアーで行くと一日一回は行く感じ。弟にサッカーTシャツ(ユニフォームのレプリカではなくて)を頼まれていたんだけど予算オーバーなのでやめ。わたしはなにも買いませんでした。

2)大聖堂(ドゥオーモ)−ヴィットリオ・エマヌエーレアーケード−スカラ座(修復中、外から見ただけ)

 それから昼食。そしてヴェネツィアにむけて出発しました(当然途中でみやげ物屋に寄る。トイレ休憩を兼ねる)。

 というわけで、ちょっと遠くからドゥオーモの塔。