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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2003年01月16日(木)
続いてません。

 上野でバレエをみてきました。久しぶり。東京バレエ団の公演で、わたしの大好きな振付師モーリス・ベジャール作品ばかり三本。久しぶりといえば、あんなに毛皮着てるひと見たのも久しぶりだなあ。ミンクとか。いい席だったうえ、すぐ前の席だけがぽっかり空いていたのでよく見えました。
 演目は東京バレエ団初演の「ギリシャの踊り」、あとは前にも見たことのある「ドン・ジョヴァンニ」、そして「ボレロ」。

 「ギリシャの踊り」は、その名のとおりギリシャの光とまぶしいまでの陽気さそして海をイメージしているだろうと思うのですが、うーん、ちょっと。うまく踊れてはいたと思うんだけど、アンサンブルも見事だったと思うんだけど、でも。というのは、やはり固さがあったからなのではないかな?まじめに振りうつしして、きっちり踊って、ひとつひとつのパは美しく決まっていたと思うけれども、その間にあふれでるはずの野放図なまでの楽しさみたいなものが足りないと思いました。まあ、今日が文字通り初演だったからしょうがないのかな。・・・じつはちょっとうとうとしました。

 あとの二作は安心して見てられるというか。「ドン・ジョヴァンニ」は姿の見えない伝説のプレイボーイを求めて女たちがそれぞれにしなを作りアピールする軽妙なもので(しかし最後にたったひとりでてきた男はパンチが足りなくてこれは不満)、そして「ボレロ」はやっぱり男性群舞がかっこよかった。ラヴェルのボレロの旋律に合わせて、まっかに塗られた巨大なテーブルのうえで踊るソリストの動きに、当初はそのまわりをコの字(ただし観客がわが空いている)に囲むように椅子に座って沈黙している群舞が、そのうち二人・・・四人・・・二人と踊りに引き寄せられてみずからも立ち上がっていって最後は約四十人の男性すべてをまきこむ熱気。
 あーでも、もはや伝説となったらしいジョルジュ・ドン、あるいはそれからナチスのSSの美青年将校を思わせたパトリック・デュポンがソロをやったものを見たときの衝撃には遠く及ばない。

 これって、
 1)目が肥えた
 2)年をとって感性が鈍くなった
 3)単にやっぱりそのふたりのほうがすぐれていた
などの理由が考えられるなあ。

 ・・・・とまあ妄想関係はちょっとおやすみ。ではなくて、ちゃんと昨日の続きを考えておりました。でも長いので今日はおやすみ。

 昨日買ったのに書きそびれたのは東村アキコ『きせかえユカちゃん』3巻(あいかわらず飛ばしてる!スキスキ)。
 今日は岩波文庫の『ギリシャ・ローマ名言集』、去年のミステリランキング海外版1位で気になってた『飛虻の農場』、それから参考書?。

 たぶん明日は昨日の続き、というか、狂男さんビジョンの語りまたは続き。を書いてみます。