度々旅
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2002年11月11日(月)

 北海道の親戚が実家に来ているということで、会いに私も実家へ。実家にいる祖父は、デイサービスに行っており、車で送り迎えしてもらえる。近所の家の前で、車で送られてくる祖父を迎えるために我が家の犬と待つ。その間15分ほど。

 2人で、道端にすわりこむ。通る人たちが、私たちを見る。小学生にまでじろじろ見られる始末。うぬぅ。ポメラニアンのような犬と、変なポンチョを着た女が座り込んでいる図は、あのあたりでは異様なかんじなのかも。座り込んでいる間、顔は知っているけれど、誰かはわからないおばさんとじっと見つめあい、一応あいさつをしてみたり、小学校の頃仲良かった子と目があったものの、気付かれずだったり。犬は、犬で、知らないおばさんをじっと見つめ、手を振られていた。(あたしが、知らないだけで、犬は知っているおばさんなのかも)

 昔、デパートで買い物をしている時に、そのお店の外から私を見ている友人に、どこの戦争孤児かと思ったと言われたことがある。あたしは、そんなに小汚いのかい?と思いつつ、結構嬉しかったような気もする。今日、座り込んでいる私をみて、人は、そういう感想を持っていたのかもしれん。

 今住んでいるところは、学生が多い。それに比べて、実家の方は、下町の端くれで、みんなお知り合いというかんじ。どこで、誰が、何をしているという情報が、すぐまわる。それが、嫌いだ。母は、おたくの娘さん見ないわね。何しているの?とよく聞かれるようだ。

 今日、帰り際、近所の人に「おたくの娘さん、座り込んで何かしていた」といわれるかもしれん。ごめんよ。と、とりあえず母に謝っておいた。


こげんき |MAILBBS

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