泣いても笑っても、夏休み最終日。 今年の夏休みは、二学期早々のなつまつりの準備に追い立てられて、 なんだかゆっくり休んだ気分がしなかった。
それに関しては…割愛するが、 どう考えても、貴重な小学生の夏休み、 PTAの仕事に追われて、のんやむつをどこかに連れて出たり、 なにかを経験させる機会を奪ってしまったのではと もの凄く焦燥を感じる。
もっと上野の国立博物館に連れて行きたかった。 技術館にもいく予定だったのに。 工場見学も申し込もうと思っていたのに。
嗚呼。
…と思ったが、なんだか私は毎年そんなことを言っている。 そうか、どう過ごしても同じように感じるのか。
こんな風に思いながら、何年も経ってしまうのか。 そのうち、のんやむつがついて来てくれなくなるのだろうなぁ。
そう考えて、さらに焦る。
人間の命って、限られている。
閑話休題。
のんとむつに、宿題の最後のチェック。 いつものことながら、かなり前に宿題は整っているので、 持ち物としてきちんと入れたかどうか、 通知表は入れてあるか、上履きは…と点検。
むつは素直に従い、ひとつずつ私が言った通りに見るのだが、 のんは「大丈夫!」 なにを言っても「わかってる!!」
そのくせ、通知表が入っていなかったり。 道具箱の中身が、一学期のままだったり。
もう放っておこうといつも思う。 なにが「大丈夫」なにが「わかってる」だ!
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