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Nekomar's Diary

2008年08月23日(土) 学校が始まる

毎年夏休みの終わり頃というのは、物悲しくていけない。
これはやはり、自分が学校嫌いだったからか。
今日、明日と週末の休みが終わったら、月曜日が始業式。
数年前からのことだが、我が地区は夏休みの終わりが1週間早い。
決して寒冷地ではなくて、東京都内なのだが。

子どもたちは特に、どうということも無い様子。
のんなんて、学校に行くのを楽しみにしている様子だ。
どう考えても、自分の子どもと思えない。

自分自身が「学校楽しい?」とか、
「友達に会いたい?」などという質問に非常に困惑した覚えがあるので、
私はなにがあっても子どもにそう言う質問をしない。

ただ「学校に行くんだねぇ」「また毎日頑張ってね」と言うだけ。

むつは「えー。また学校いくのー?」と聞いてきた。

やっぱり。よくわかってないよねぇ。
うん、そうよ、月曜日から2学期よと答える。

ふーん、と答えるむつ。

「ねぇ、おかあちゃんはがっこうすきだった?」と聞いて来る。

うーん。うーん、どうするかな。
少し考えたのだが、
「うーん、苦手だったなぁ」と答えてみた。

とたんに目を輝かす、むつ。
「なんで!?なにがにがて?!」
ちょっと嬉しそうだ。
ふふふ。

「うーん、給食がねぇ。なかなか食べられなかったのよ」
これは本当だ。
学校は何もかも嫌だったが、その中の一つは給食だった。
体が弱く、食が細かった私は、とてもとても一食分食べられなかった。
いつも残して、パンを持って帰るのがつらかった。

その話をすると、ええーーー!!と驚き、とても嬉しそうにする、むつ。
そうだ。むつはしっかり食べている。
牛乳を少し残してしまうことがあるそうだが、
それ以外はいつも「ぜんぶ食べてる」と言っていた。

「だからさ、むつちゃんみたいに、全部食べられるのは
 すごくいいなぁと思って、羨ましいのよ」

と言うと、さらに嬉しそうに笑う。
月曜日が始業式。
火曜日からは通常授業で、給食もあり、5時間授業。

いきなり、つかれるねぇ。
でも、しっかり給食食べて頑張れ、むつ。


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