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Nekomar's Diary

2008年01月28日(月) のんの帰り道

寒い!!とにかく、寒い!!
去年は風が強い日が続いて、それはそれでつらかった覚えがあるが、
今年は気温がとにかく低い気がする。

毎週金曜日、学校でアルミ缶の回収をしているのだが、
アルミ缶の回収袋を覆っているビニールシートにたまった水が凍っていた。
ううう。寒い。
寒いと、動きが鈍くなる。

…そうはいっていられないので、今日も学校へ。
年度末に向かって一直線。そろそろ最後の委員会やら、慰労会の準備やら。

今日は近隣の学校で研究授業だそうで、
のんの小学校は短縮の授業で、いつもより1時間近く早い下校。
私が家に戻るのは、のんの帰宅に間に合わないので、
のんにはPTA室に来てもらう。
そういうことも、これで何回目か。

最初、そんな風にのんをPTA室に呼んだときには、
いつも一緒に帰っているお友達と帰れなくなるからと、
すごく残念がられた記憶があり、
申し訳ないなぁと思っていたのだが、
なにやら最近、喜んでPTA室に来ているフシがある。

まぁ、確かに私の仕事を待っている間、アメをもらったりすることもあるし、
楽しいのだろうけれど…。
楽しそうなら楽しそうで、最近友達と帰るのが楽しくないのかな?などと
妙に勘ぐってみたりして。
それはそれで心配になる、親心。


実は。1年生の4月から今までずっと、同じマンションの、
のんを含む女の子4人で帰って来ているのだが…。
昨夜、のんが思わせぶりな発言をする。

「これ、言っちゃおうかな…。でもやっぱり怒られるかな…。
 ああ、やっぱりやめた!!」

なによ。なになによ。
言いなさい。きちんと言ったら、きちんと聞くし、それで怒ることはないから。
本当である。
私は、とりあえず子どもが自分から申告して来たことに対しては、
「それはちょっと…」と思っても、怒らないことにしている。
そして、「きちんと言ってくれて、わかってよかった、ありがとう」と
お礼を言うことにしている。
「でも、次はこうした方が良いかもね」くらいは言うけれど。

「うん、じゃあね、言うけど・・・」
と言い出した、のん。聞いてほしかったらしい。
聞けば、このところしばらく…と言っても、多分2回くらいだろうと思われる…
今までと一本違う道を通って帰って来ている、と言う。
我が家まで帰り着くには、途中二通りの道筋があり、
どちらも距離は変わらない。
ただ、一年生の最初に、迎えに出る都合もあり、「こっちからね」と決めたのだ。

ふーん。そうか。
聞くと、例のXちゃん、それからMちゃんは今まで通りの道、
のんとAちゃん、それからそちらの道沿いのお家のSくんが、
二本目の道を通ると言う。
最近、Sくんと遊んだり、話をしたりすることの多い、のん。

「誰かがひとりになってしまうことは無いの?」と聞くと、無いと言う。
その都度、「今日はこっちにする?」などと、Aちゃんと決めるのだそうだ。
今までの道と、二本目の道の差はほとんど無い。

ま、いいんじゃない?と思いながらも、
「そうかぁ、もしも迎えに行くときに、知らないでいたら心配するところ
 だったよ、良く教えてくれたね、どうもありがとう。
 でも、お友達がひとりになって寂しく帰ることが無いように、
 それだけ気をつけてあげてね」
とだけ、言う。

のん、満足そうにうん、とうなづく。

Xちゃんと、なにかあったのかもしれないな・・・。
最近、Xちゃんが怒ってひとりで帰ってしまう、なんて話もしていたし。
でも。とりあえず今は、のんが言ってくれたことだけを聞いておこう。
また、なにかあった時に必ず相談してくれるように。


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