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Nekomar's Diary

2007年06月08日(金) なにがあったか

本日も学校へ。
夕方から小学校PTA連合会の集まりがあるので、
その為の準備、日曜日の参観の受付の準備。
次から次へすることがある。

そう言えば、父ちゃんに「(小学校の)先生になったの?」と言われた。
滅相もない。

仕事の合間に、図書ボランティアで図書館から借りて
配送されてきた図書を、教室へ運び込む。
今年度、最初の図書50冊。

私が図書を運び終わった時に、
担任の先生がこちらに寄っていらした。

私に向かって「おひとりですか?」と聞いてきた。

えっ。
はい。
何のお話しでしょう。
思わず身構える。

どうやら。

のんが、女の子のお友だちふたりに、なにやら「嫌なこと」を言ったらしい。
どちらの友だちも、公園やお友だちのお家で遊んだことのあるお友だち。
片方のお子さんは、ほぼ毎回のように公園で遊んでいるなかのひとりだ。

それほどたくさんの時間先生とお話しをしたわけではなかったし、
休み時間中で、騒がしくバタバタした中でだったので、
詳細は聞き取れなかった。

ただ、先生としては「そういうことはいっていいことですか」という
先生からの問いかけをして、
のんが「いけないことです」とわかってくれて
お友だちにもきちんとあやまったので、と
笑顔でおっしゃって、
「だから、お母さんが怒ったりしないでくださいね」と言われた。
「せっかくお会いしたので、お話しだけしようとおもいまして」と。


・・・・・・・。
汗が噴き出る。

あああああ。

うううーーーー。

どんな経緯があって、お友だちが嫌がるようなことを言ったのだろう。
なぜ、そんなことを言ったのだろう。
「我が子がそんなこと、言うわけ無い!」とは思わない。
嫌がられるとは思わずに言ったのかしら。
いや、きっとなにか理由があって…?
いやいや、あまり深い考えもなしに……?

悶々としながら、残りの仕事を済ませ、家に戻り、のんの下校を待つ。
ただ……。
先生は、私を信頼して話をしてくださった。
のんも、先生を信頼して素直に認め、お友だちに謝ったのだろう。
だから、私がここで下手にのんにそれを言って、
先生への信頼が揺らいではいけない………。

ああ、どうしよう。

などと思っていたら、いつもと同じように楽しそうに帰宅する、のん。
おやつのシャーベットを食べて、宿題をしてから、公園に行くという。

食べている時、むつが離れたスキがあった。
「今日、何かあった?」
「?」
「先生となにか、お話ししたりした?」

とりあえず、私が今日も学校に行っていたことはのんも知っている。
ふと見かけた、くらいにしておいたらどうだろう?と思って出た言葉だが、
これが正しかったかどうかはわからない。

「ああ…」と言ったまま、しばらく動きが止まり、
「うん、でもだいじょうぶだから」と言われた。

えっ。ええっっ。う、うん。そうか、そうなのか?心の中では思いながらも、
私も「ふーん」とだけ、返事をする。

直後、インターフォンがなる。
その、のんが謝ったとされるうちのひとりの女の子だ!

「のんちゃん、いますかー」

のんに代わる。「今、まだ宿題してないから、K公園で待ってて!」

そして宿題を済ませて、走って出ていく。

心配、無いのだろうか。どうなんだろうか。
たくさんの小競り合いや、ケンカを経験して、成長していくものとは
わかってはいるけれど。
でもやはり。気になるのだ。


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