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Nekomar's Diary

2007年04月13日(金) お買い物ごっこ

のんの頭痛、昨日の夕方は特になにもなく。
ただ、昨日保護者会で他のお母さんと話をしたら、
頭痛があると休んだ、というお子さんの話も聞いたので、
そういう風邪が流行っていたのかも。

本人は「おかあちゃんがゴムを結ぶ時にキツくしすぎたからだよ!」
などと言うが。
イヤ、違うだろう。


今、我が家で大流行の遊び。
「お買い物ごっこ」。

そもそも最初は、今週の初め頃、
新聞の折り込みに入っていた、某ファーストフード店の
クーポン券を、私とむつで面白がって1枚ずつにして、
「これくださーい」
「はーい」
などとやっていた。

面白いので、折り紙を適当に切ったものをお金の代わりにして、
「はい、○○円です」などとやりとり。
その辺で、のんが下校してきて仲間入り。ひじょうに盛り上がる。

翌日、「今度は自分の書いたものを売ろうよ」ということになり、
むつはオニギリを幾つか描く。
私はお弁当の絵を描く。

のんが下校してきたので、「ホントにお金を作ろうか?」ということになり、
1000円札、500円玉、100円玉、50円玉、10円玉を紙で作る。色を塗る。
箱をお財布代わりにして、ひとり8000円くらいずつ持つ。

そのあたりから、規模が大きくなってきた。

のんも「しなものつくりたーい!」と言いだし、
だいたい5センチ四方の紙に、品物と、品名、金額を書く。
全て10円単位で、最高金額は2000円くらいまで。

買い物ごっこで遊びながらも、品物がどんどん出来ていく。(描いていく。)


自画自賛だが、これは遊びとしてすごく面白い。

アメリカンドックは200円、お弁当なら500円前後。
あんぱんは100円…などと、だいたい本当の金額と同じくらいに設定。

「みんなが『買いたい!』と思うものを描こうよ」と、
お店を各自開きながらも、品物を増やしていく。

基本はのんがパン屋、むつがオニギリ屋、私が弁当屋だったのだが、
そのうち、ぬいぐるみやペン、オモチャ、アクセサリーも取り扱い始める。

「いらっしゃいませ」
「これと、これをください」
「ありがとうございます、合計で○○円です」
「はい、○○円」
「○○円ですから、おつりは○円です」
「ありがとう」
「また買いに来てください」

と、いうのが基本のやりとり。
もちろん「こちらはいかがですか?」とか、勧めることも。

のんは暗算で計算させる。
むつは計算機の使い方を覚えさせ、
お釣りを出す時にはお客さんと一緒に確かめながら渡す。

自分で描いたものを、自分の店で並べるから、
「こんなすてきなの描いたんです、どうですか?」と本気で勧める。
買ってもらえなかったら、相手の好きそうなものを考えて
もう一度描き直したり、値段を変えたり。

のんも、むつも、夢中。

むつが昼寝をしている間に、私が自分の店に
「お姫様セット」として、
「あおいドレス 1800えん」「くびかざり 2000えん」
「おひめさまのくつ 1200えん」「おひめさまのかつら 1000えん」
を作ったら、
むつが狂喜乱舞。

「これほしいのーー!」と、自分のお金が足りないのに買おうとする。

のんが必死で止める。
「全部いっぺんにかえないんだよ、むつちゃん!
 自分のお店の物を売って、お金を貯めてから、
 ひとつずつ買いに行かなきゃ!」

まことに、正しい。

むつはそれ以後、一所懸命自分の店の物を売り、
幾つか売れると「いまは、これ。ほかはがまん、がまん」
と言いながら、買いに来る。

いやぁー。この「お金を貯めてから少しずつ買う」を覚えただけでも
この遊びをして良かったなぁ。

しばらくの間、この遊びは続きそう。

品物の写真をUPしたかったのだけど、
こちらの日記にはあまり大きな写真をつけたくないので、
こちらにUPしました。
どうか見てやってください。


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