のんの頭痛、昨日の夕方は特になにもなく。 ただ、昨日保護者会で他のお母さんと話をしたら、 頭痛があると休んだ、というお子さんの話も聞いたので、 そういう風邪が流行っていたのかも。
本人は「おかあちゃんがゴムを結ぶ時にキツくしすぎたからだよ!」 などと言うが。 イヤ、違うだろう。
今、我が家で大流行の遊び。 「お買い物ごっこ」。
そもそも最初は、今週の初め頃、 新聞の折り込みに入っていた、某ファーストフード店の クーポン券を、私とむつで面白がって1枚ずつにして、 「これくださーい」 「はーい」 などとやっていた。
面白いので、折り紙を適当に切ったものをお金の代わりにして、 「はい、○○円です」などとやりとり。 その辺で、のんが下校してきて仲間入り。ひじょうに盛り上がる。
翌日、「今度は自分の書いたものを売ろうよ」ということになり、 むつはオニギリを幾つか描く。 私はお弁当の絵を描く。
のんが下校してきたので、「ホントにお金を作ろうか?」ということになり、 1000円札、500円玉、100円玉、50円玉、10円玉を紙で作る。色を塗る。 箱をお財布代わりにして、ひとり8000円くらいずつ持つ。
そのあたりから、規模が大きくなってきた。
のんも「しなものつくりたーい!」と言いだし、 だいたい5センチ四方の紙に、品物と、品名、金額を書く。 全て10円単位で、最高金額は2000円くらいまで。
買い物ごっこで遊びながらも、品物がどんどん出来ていく。(描いていく。)
自画自賛だが、これは遊びとしてすごく面白い。
アメリカンドックは200円、お弁当なら500円前後。 あんぱんは100円…などと、だいたい本当の金額と同じくらいに設定。
「みんなが『買いたい!』と思うものを描こうよ」と、 お店を各自開きながらも、品物を増やしていく。
基本はのんがパン屋、むつがオニギリ屋、私が弁当屋だったのだが、 そのうち、ぬいぐるみやペン、オモチャ、アクセサリーも取り扱い始める。
「いらっしゃいませ」 「これと、これをください」 「ありがとうございます、合計で○○円です」 「はい、○○円」 「○○円ですから、おつりは○円です」 「ありがとう」 「また買いに来てください」
と、いうのが基本のやりとり。 もちろん「こちらはいかがですか?」とか、勧めることも。
のんは暗算で計算させる。 むつは計算機の使い方を覚えさせ、 お釣りを出す時にはお客さんと一緒に確かめながら渡す。
自分で描いたものを、自分の店で並べるから、 「こんなすてきなの描いたんです、どうですか?」と本気で勧める。 買ってもらえなかったら、相手の好きそうなものを考えて もう一度描き直したり、値段を変えたり。
のんも、むつも、夢中。
むつが昼寝をしている間に、私が自分の店に 「お姫様セット」として、 「あおいドレス 1800えん」「くびかざり 2000えん」 「おひめさまのくつ 1200えん」「おひめさまのかつら 1000えん」 を作ったら、 むつが狂喜乱舞。
「これほしいのーー!」と、自分のお金が足りないのに買おうとする。
のんが必死で止める。 「全部いっぺんにかえないんだよ、むつちゃん! 自分のお店の物を売って、お金を貯めてから、 ひとつずつ買いに行かなきゃ!」
まことに、正しい。
むつはそれ以後、一所懸命自分の店の物を売り、 幾つか売れると「いまは、これ。ほかはがまん、がまん」 と言いながら、買いに来る。
いやぁー。この「お金を貯めてから少しずつ買う」を覚えただけでも この遊びをして良かったなぁ。
しばらくの間、この遊びは続きそう。
品物の写真をUPしたかったのだけど、 こちらの日記にはあまり大きな写真をつけたくないので、 こちらにUPしました。 どうか見てやってください。
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