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Nekomar's Diary

2006年08月11日(金) 再び・国立科学博物館

先日初めて子どもを連れて行った、上野の国立科学博物館。
のん、帰り間際に特別展の「ふしぎ大陸南極展」などというものの
存在を知ってしまった。
(イヤ、当然私は出かける前から知っていたのだが、
別料金がかかるのでのんには特に言わなかった)

「行きたかったーー、ペンギン、見たかったなぁーー!」

でも、動いてるペンギンが居るんじゃないよ?
動いているのはすぐ隣の上野動物園だよ?
展示がしてあるんだよ?
と何度も言ったのだが。

結局。
のんの宿題の自由研究のレポートの題材に
南極展のことを書くことにした。よし!いくぞ!!

1週間に2回も、電車で博物館に行くなんて。
なんてアカデミックな私たち。
・・・いや。
そうじゃないんだけど。


先日は雨のせいで人出が少なかったらしい。
特に南極展は期間限定の特別展だけにあって、入り口からかなり混んでいる。
最初の幾つかの展示は、説明を読まなければナニガナニヤラ?という
感じのものだったので、
またしても私は一所懸命読んで、できるだけのんに伝える。
レポートを書く為に、少しは覚えておいてもらわねば。

でも、やはり。
子どもたちが「楽しい」と思うのは、
動いている様子を見たり、
自分がなにか(ボタンでもなんでも)押したり、回したりすることによって、
なにかが表示されたり、変わって見えたり、体験できるもの。
そりゃそうだ。

そんなわけで、幾つかの展示に関しては私の努力もむなしく素通り。
ただ、観測隊員の着ていた上着を着てみられるコーナーのあたりから
のんはだんだん楽しくなったらしい。
ワークシートをもらって、メモや簡単な質問に答えていくことになったのも
楽しさを倍増させたらしい。

オーロラを体験したり、ペンギン(剥製)をみたり、クジラのヒゲを触ったり。

むつはなぜか、隕石を顕微鏡で見られるコーナーにはまり、
いつまでも並ぶと言って聞かない。(でもあまりの行列に結局断念した)

南極の氷を触れるコーナーでは2人ともガシガシ触って、
手が冷たーーーくなるほど。
いや、そんなに触れあわなくても良いから。

そんなこんなで、たくさんの写真を撮って、ワークシートもそこそこ書き込み、
南極展を後にする。

昼は持参したおにぎりを食べて、午後は常設展へ。
のん、すっかり慣れた調子で、今日は「発見の森」に集中。
職員さんにお願いすれば、動物の骨の標本や、資料を出してくださると
知ったのん、
あれも、これも、それも、今度はコレ、などとどんどん見せてもらう。
おまけに蛇やクモに関してレクチャーしていただいたらしく、
教えてもらったことを得意気に、むつや私に報告に来る。

最後は職員さんに「あらー、もう帰るの、また来てね〜」などと
フレンドリーな挨拶を交わしていただいたりして。

すっかり、博物館かぶれののん。
さて、宿題のレポートはいかに?


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