のんの小学校、運動会。 春に開催される年と、秋の年があるようなのだけれど、今年は春。 おかげで、むつの運動会と重ならずに済んでありがたい。
朝はのんと私、むつが一緒に家を出る。 父ちゃんはそのまま校庭に直行、場所取りに。 (と言っても開門と同時に行くくらいで、全く争奪戦とかなかったらしいです)
忘れ物がないか、よく確かめて。 体操着もきれいに洗った。紅白帽もアイロンを当てた。 水筒、タオル。よしっ。
のんはいつもの待ち合わせの場所から、いつもの通りのお友だちと行くので、 その後ろを私とむつ、それからお友だちのママさんが一緒に。
子どもたち、やっぱりかなり楽しそうに。ふざけながら。 あぶないよ!こら!と声をかけるほど…ではなく。 まぁ、4月から比べると大分きちんと歩けるようになった・・・のでしょう。 たぶん。
校庭にはいると、子どもたちは教室へ。 私たちは父ちゃんが敷いておいてくれた敷物へ。 続々と校庭に人が集まってきて、開会。
私たちの場所からは、校庭をはさんでほぼ正面にのんたち1年生の席。 のんは最前列だから、こちらからとてもよく様子が見える。
開会式に続いて、応援合戦から。 のん、家でも練習していた応援合戦だ。のんは白組。 (クラス内でも分かれて紅白対抗になる)
応援歌と、あわせた振り付けがあるのだが、 1年生は座席に座っている状態なので、声を出せばいいらしい。 だが。・・・座ったまま踊りまくる、のん。
とてもとても楽しそうで、非常に…よろしいのだが…。良いのか? なんだか見ていて、ひやひやする。
競技は滞りなく。 さすがに春入学したばかりの1年生は、音楽に合わせた体操と、 50m競走、玉入れくらいしか出番がなかったのだが、 それでも充分面白かった。
ちなみに、50m走は、のんは2位。 1位はいつもKちゃんと言う女の子で、その子にはかなわない、と 悔しげに何度も言っていた、のん。ふふふ。来年、ガンバロウ。
高学年の競技はさすが!見応えがあるし、子どもたちもとても熱心。 生徒数の少ない学校なので(全校生徒で260人程度) 学年2つが合同でする競技も多く、協力してやっている様子も見られる。
昼ご飯は、それぞれ家族と一緒に。 我が家の敷物には、家族4人とジージ、バーバ。 6人で賑やかに食事。
食べ終わった後に、のんはむつをトラックに連れ出し、競走の練習をさせる。 結局は追いかけっこ。 楽しそうにきゃっきゃと走り回る、のん、むつ。
そして、なにやらのんには他の学年のお友だちが多いと知る。 まぁ…うすうすは気がついていたが…。 たぶん、すぐに「お友だちになって!」と言いに行くのであろう。
5年生、6年生のお姉ちゃんが「のんちゃーん!」と手を振ってくれる。 2年生の子が「あそぼ」と寄ってきてくれる。 結局、むつも一緒に遊んでもらう。
ありがたい・・・ありがたいのだ、けれど・・・。 1年生のお友だちとは、遊ばないの?などと心配してみたり。
こんな帰りの様子を思い出すと、私としては素直に喜べないのだ。
それほど暑くなるわけでもなく、爽やかな風が吹く中、全競技終了。 のんも足をばたつかせて応援したり、時折こちらに手を振ったりしながら、 楽しく過ごせたらしい。 もちろん、むつも。
ただ、むつは最後の最後で寝てしまったので、 父ちゃんに一足先に連れ帰ってもらう。
私は校庭の片づけを手伝いながら、のんが出てくるのを待つ。
そして・・・。 万国旗を片づけながら、マンションのAちゃんのママと話をする。 木曜日、金曜日のことを話すると、Aちゃんのママも驚き、心配してくれた。 Aちゃんに、のんと一緒に帰るように声をかけてくれるという。
あまり親がお膳立てするのもどうか、とは思ったのだけれど、 今はとりあえず、なりふりかまっていられない。
これで少しは…本人も気にしてくれると良いのだけれど・・・。
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