昨日の保護者会で先生に「怒られた」と聞いた事を、 支度をしながらチラリと思いだしたのだが、 むつは全く普段と変わらず。 とりたてて「行きたくない」などと言う事もなく。
空は霧雨だが、元気にバス停に向かう、子どもたち。
最近、バス停…と言っても、ご近所の病院の駐輪場をお借りして そこにバスを停めさせていただいているのだが… そこでバスを待つ間、3人でコソコソ遊んでいる。
コソコソ、と言うのは周りは普通のお家があるため。 8時だと、まだ寝ていらっしゃるお家もあるだろう。
少し前は、「声を出さないで足ジャンケン」が大流行した。 ETVの「にほんごであそぼ」でやっていた 「♪ちょっとぱーさん ぐーすけちょうだい・・・♪」 の歌にあわせて足ジャンケンをするのだ。
今流行しているのは、昔懐かし「グリコのオマケ」。 地方によって呼び方やルールが違うのだと思うが、 私が子どもの頃はそう言うタイトルだったと思う。 ジャンケンをして、グーで勝ったら「グリコ」 パーなら「パイナップル」、チョキなら「チョコレート」の文字数分 歩いていくのだ。 (私は小学生の頃、学校帰りの歩道橋でよくやったものだった)
ジャンケンをして歩くだけなので、むつもできる。 こそこそとやるというのも、子ども心をくすぐるらしい。 何度も何度も「もう一度!」とやっているうちに、バスが来る。
むつはまだ、ゲームと言っても 自分が仲間に入れてもらっているだけで笑顔である。 「ほら、『グリコ』だよ」 などと言われて歩くのにも、数をオーバーして4,5歩、歩いたり。
のんは勝ち負けにこだわるお年頃。 むつがずんずん歩いていってしまうのが、我慢ならない。 文字数をオーバーして歩きそうになると、むつのリュックを掴んで引き留める。
単純なジャンケンなので、のんが勝つ事もあるし、 むつが勝つ事もある。 どうしても、「自分が勝ちたい」気持ちが、のんにちょっとズルをさせる。 あいこだったのに、「パーだったよ!」と主張してみたり。
ふふふ。 そういうお年頃。でもそれはダメよ、ときっちり教えないと。 日々いろんな事があって、いろんな事を学んでいくのだろうなぁ。
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