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Nekomar's Diary

2005年07月14日(木) バスを待ちながら

昨日の保護者会で先生に「怒られた」と聞いた事を、
支度をしながらチラリと思いだしたのだが、
むつは全く普段と変わらず。
とりたてて「行きたくない」などと言う事もなく。

空は霧雨だが、元気にバス停に向かう、子どもたち。

最近、バス停…と言っても、ご近所の病院の駐輪場をお借りして
そこにバスを停めさせていただいているのだが…
そこでバスを待つ間、3人でコソコソ遊んでいる。

コソコソ、と言うのは周りは普通のお家があるため。
8時だと、まだ寝ていらっしゃるお家もあるだろう。

少し前は、「声を出さないで足ジャンケン」が大流行した。
ETVの「にほんごであそぼ」でやっていた
「♪ちょっとぱーさん ぐーすけちょうだい・・・♪」
の歌にあわせて足ジャンケンをするのだ。

今流行しているのは、昔懐かし「グリコのオマケ」。
地方によって呼び方やルールが違うのだと思うが、
私が子どもの頃はそう言うタイトルだったと思う。
ジャンケンをして、グーで勝ったら「グリコ」
パーなら「パイナップル」、チョキなら「チョコレート」の文字数分
歩いていくのだ。
(私は小学生の頃、学校帰りの歩道橋でよくやったものだった)

ジャンケンをして歩くだけなので、むつもできる。
こそこそとやるというのも、子ども心をくすぐるらしい。
何度も何度も「もう一度!」とやっているうちに、バスが来る。

むつはまだ、ゲームと言っても
自分が仲間に入れてもらっているだけで笑顔である。
「ほら、『グリコ』だよ」
などと言われて歩くのにも、数をオーバーして4,5歩、歩いたり。

のんは勝ち負けにこだわるお年頃。
むつがずんずん歩いていってしまうのが、我慢ならない。
文字数をオーバーして歩きそうになると、むつのリュックを掴んで引き留める。

単純なジャンケンなので、のんが勝つ事もあるし、
むつが勝つ事もある。
どうしても、「自分が勝ちたい」気持ちが、のんにちょっとズルをさせる。
あいこだったのに、「パーだったよ!」と主張してみたり。

ふふふ。
そういうお年頃。でもそれはダメよ、ときっちり教えないと。
日々いろんな事があって、いろんな事を学んでいくのだろうなぁ。


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