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Nekomar's Diary

2005年07月08日(金) 内緒話

子どもたちが帰宅したら、急いで着替えさせて、
そのままバアバのお家へ。
夕方、雨が降るという予報だったので、車で送ってもらってもいいように
歩いてゆく。

大人がひとりで歩くと15分くらいの道のり、
のん&むつを歩かせて行くと30分以上かかる。

しかも・・・

この4月以降、当然ながら平日は幼稚園なので、
こんなに長く子どもたちと歩く機会は、
むつが入園する前に比べて格段に減っている。
なので、比較するのは最近の日曜日とか、そのあたり数回なのだが、
むつが、このところ素直に歩かなくなっている。

「手を繋ぎなさい」と言っても、素直に繋がない。
別に何があるでもないところで立ち止まり、ついてこない。

まぁ、そんな時期もあるだろう、ととりたてて怒ったりするでもないのだが、
「ほら、早くしないとジイジもバアバも待ってるよ」
などとちょっと急かすような事を言うと、

「わかってる!!」

と怒り出す。

ああー、のんもこんな時期があったなぁ、などと
気楽にかまえているのだが、
どうも私のその態度も、今のむつには気に入らないらしい。

するとのんが出てくる。

何事かをむつの耳元でつぶやく。
うん、うんとむつが頷き、
なぜか2人でとても仲良く、手を繋いで歩き出す。
「なんて言ったの?」と聞いても教えてくれないが、
なにやらのんには魔法の言葉があるらしい。

ふーーーーん。

お母ちゃんには内緒の、2人だけの決めごとがあるのか。

これも良い事、良い事。
ここはのんに素直に「ありがとう」と言っておこう。
これから、さらにお年頃になったら、もっとこんな事が増えるのだろうか。

バアバのお家では、金曜日と言う事もあって、
心おきなくゆっくり遊び、夕食もお世話になる事に。
ただ、遊びすぎて夕食は一口食べたところで寝てしまう、のん。
うんとたくさん食べて、ご機嫌で愛嬌を振りまく、むつ。

もちろん、帰りの車の中で、むつはぐっすり寝てしまった。


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