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Nekomar's Diary

2004年12月18日(土) お泊まりの翌日

そんなわけで、朝がくる。
3枚並べて敷いた布団に、Tくんも含めた4人。
7時になったので、私はもそもそ起き出す。
しばらくすると、きゃっきゃと嬉しそうな笑い声が聞こえ、
のんも、Tくんも、むつも起きてきた。
早起きねぇ。

のん、少し前の日記に「寝起きが悪い」なんて書いたが、
隣に彼が寝ていたら、寝起きが悪いなんてコトまったくない。
朝からうひょうひょわらって、「ねえ!なにして遊ぶ!?」

それなら着替えなさい、と私が言うと、3人ともあっと言う間に着替えが終わる。
そろってジグソーパズルで遊んでいるところに、
「(朝食の)お餅が焼けたよ〜」と声をかけると、3人でぱくぱく食べる。

ああ、なんて面白いんだ。
「彼」がいるだけで、我が家の2人がこんなに「イイ子ちゃん」だ。
もう、楽しくて楽しくて、私に甘えたり、ワガママ言ったりしている暇なんて
無いんだろうなぁ。

残念ながら、Tくんのママのお迎えは9時30分。
10時から、お姉ちゃんたちの用事があるので、それまでに迎えにくるという。
朝食を済ませて遊んでいると、時間はあっと言う間だ。
「そろそろ行きます」とメールが入る。

「あら、Tくん迎えに来るって」と言うと、のんがもだえだした。
「いやぁぁぁぁん、まだ遊ぶぅぅぅぅ」
そう言ったって。ねぇ。

Tくんも名残惜しいのか、9時20分過ぎにまた新しいオモチャを出したがる。
「もうママ来るよ?」と言っても、
「いいの」と笑っている。

Tくんママが来る。
「楽しかったよ、ねーー?」とみんなで声をそろえる。
「またおいで」「また泊まりに来てね」「またあちょぼうね!」と口々に言って
Tくんを見送る。

そこかしこに、Tくんと遊んだ余韻の残る、我が家。

午後は公園に行ってめいっぱい遊んだ、のんとむつ。
夕食になると
「ああー、昨日はTくんがいて楽しかったねぇ」などと話が弾む。
「寝る時、こんな話をしたね」
「お風呂ではなにをして遊んだの」
などなど、まだまだTくんの余韻はしばらく続きそう。
また来てもらおうね、そうしようね、と4人で話しながら夕食。ああ、本当に。本当に、楽しかった。

「お友達が泊まりに来る」経験、のんにはどう残るだろう。
むつも、ずっとずっと、楽しそうにしていた。しばらく覚えているかしら。

そして、あと半年もなく、小学校に入ってしまうTくん。
学校に行くようになって、私たちになかなか会えなくなっても、
昨日泊まりに来てくれたことを、覚えていてくれるかしら。


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