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Nekomar's Diary

2004年10月31日(日) ふたりのショー

のんとむつ、2人の感覚が合致した時には、本当に仲良く、よく遊ぶ。

今日は、いきなり2人でお化粧をはじめた。
…とはいえ、当然オモチャの化粧品、アイシャドウも口紅もあるが、
ABS樹脂にシールが貼ってあるだけで、顔になにか付くようなものではない。

それでも、一通りマニキュアまでつけて、
今度はアクセサリーを着けはじめる。
これは、お下がりでいただいたものや、買ってやったもの、
私が作ってやったものを含めて、ちゃんと2人分ずつそろっている。

ネックレス、ブレスレッド、ティアラ、頭にリボン。
そして、細くて小さな手鏡を2人で持ち、マイク代わりにして立つ。

「これから、プリキュアショーをはじめまーす!!」

見に来い、と言うので、行く。

「♪ふ、たり、は!プリキュア〜〜♪」
2人で歌って踊って。
どうも、事前にふたりで練習していたらしく、要所要所ではポーズが決まる。
(当然、むつは0コンマ数秒遅かったりするが)

歌い、踊り終わると、のんのMC。
「きょうは、きてくれてどうもありがとうーー!!」

どこで覚えたんだそんな台詞。
ああ、「おかあさんといっしょファミリーコンサート」か?

のんのMCが続く。
「きょうは、みんなに会えてとってもうれしいです!
 これから、握手をして、写真を撮りますから、ならんでくださーい!!」

どうやら並ばねばならないらしい。
並ぶ。
のんと握手。
むつとも握手。
どうも、むつはなにか勘違いしているらしく、
へこへこと頭を下げながらこちらと握手してくれる。
どうも腰の低いアイドルである。

これを何度も繰り返す。
だんだん、私も飽きてきたので、
はなはだ失礼ではあるが、違う事をしながらの観覧なのだが、
それでもまだ歌って踊る。

ふと、のんを呼ぶ。「ああ、そうだ、のん」
「ホワイトさんって呼んで」
…どうも、プリキュアの片方だから「キュア・ホワイト」らしい。

「じゃあこっちはブラックさん?」と、むつを指さしながら聞く。
のん「ううん、そちらはセーラームーンだから、ビーナスさんよ」

…そ、そうなのか。

私がむつを呼ぶ。「ビーナスさーん。」
のんが先に気がついて、むつに向かって、
「ビーナスさん、お客様がお呼びよ〜」

・・・・・・なんか、教育上よろしくないような気分がしてくる。


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