昨年の夏は冷夏だったと言われた。 9月に入ってからは確か暑い日も続いたのだが、 のんの幼稚園のプールはことごとく中止になり、結局2度しか入れなかった。
プールに関しては「自由に参観してください」ということになっている。 去年、「一度は行ってみたいな〜」などと悠長にかまえていたら、 結局見損ねてしまった。
今年を反省して、今年はプール開きの今日、参観に行ってみることに。
むつは今日も朝から「こぅえん、いこーよ!!」である。 「今日は自転車に乗って、のんの幼稚園に行こうか」と言うと、 「うん!!いーーよーーー!!」とのこと。 ああ、随分会話ができるようになったものだ。
ただ、まだまだ時間が早い。 でもむつはすっかり行く気満タン。そそくさと用意して、玄関で靴も履いている。
うーん、仕方ない。少し早めだが行ってみる。 まだ、前のクラスの子どもたちがプールに入っているらしい。 少し園庭でぶらぶらしていると、 のんのクラスからぞろぞろと水着の子どもたちが出てきた。
のんには、私が行くことを言っていない。 来るとは思っていないからか、ちっともこちらを見ない。
のんの幼稚園のプールは3階の屋上にある。簡易組立型のもので、 さほど大きくない。子どもが1クラス分(20〜30人)入れば一杯だ。
まずは、みんなで並んで屋上の人工芝の上に座って待っている。 このときにやっと、目の前にいる私に気がついた、のん。 お互い、にっこり。
並んでいるところを、シャワーのように先生に水をかけられる。 足をよく洗ってからプールに入り、へりのところにつくように指示される。
もう、待ちきれない子どもたち。うひょーーっと中の方に入っていき、 先生に「こらこらこらこら!」と言われる子どもたち。
「体操しようか」や「こうやって水をかけて〜」という指示ではなくて、 「今日はおふろ!!」と風呂に見立てて、 「ズボンを脱いで、ハイッ」と前屈だったり、 「シャツを脱ぐよ〜」と体を伸ばしたり。 うーん、先生、ちゃんと考えてるね。子どもたちはきゃっきゃと笑う。
一通り体をプールに沈めて、動物の真似っこしたり、 「電車ごっこ」として繋がって歩いてみたり。 先生が「トンネルだ!!」というと、みんな繋がったまましゃがんで歩く。
ああ、なんて楽しそう。 「むむも、、、たいなー」(訳・むつも入りたいなー) そりゃそうだろう。私も入りたい。
あっと言う間に、プール終了。 シャワーで体を洗って、部屋に戻る。 部屋には係のママさんが待機していて、 (クラスごとに日替わりで2人、当番制で全員に回ってくる) 足を拭いたり、水着を脱水したり。
サッパリした顔ののんに手を振られて、園を後にする。
暑かったねぇ、むつ。 あんまり暑い中、頑張って参観したので、ちょっと贅沢して むつと2人でランチして帰宅。ふふふ。
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