2004年01月28日(水) |
お引っ越し/のん予防接種 |
今日、同じバス停、同じクラスのYちゃんがお引っ越しをする。 新しいお家は幼稚園からほど近い所。 明日からは歩いて登園する、通称「歩きさん」になるそうである。
幼稚園では会うのだけれど、もう同じバス停から乗っていくことはなくなる。 家が近かったこともあって、 お家にお邪魔したり、一緒に近くの健康センターに行ったり、 いろいろ仲良くしてもらった。
とても、寂しくて、残念。…というのが本音。
のんにYちゃんのことを言うと、 「じゃあ『赤バスさん』じゃなくなるの?」と言う。 のんのバスコースは、通称「赤バスさん」。コースごとに色名で呼ばれている。 「そうよ」と言うと、 「じゃあのんちゃんも、『歩きさん』になる」と言う。
あらあらあらあら。 そんなにYちゃんのこと好きだったのね、と、ちょっと感動したら、 「だって赤バスさんは(園に到着する時間が)遅いから、 オモチャみんなとられちゃってるんだもん」 などと、ひどく現実的な事を言う。
バスコースは毎年4月に見直しがある。 4月からは変わるかもよ、と言うと、 「じゃあ(到着時間の早い)黄色バスさんがいい!Tくんも一緒になるかな?!」
………あんた、Yちゃんの話はどうなったのよ、Yちゃんは。
さて。 伝染病に関するサイトを見たり、小児科のサイトを見たり、 時期的なものを考えたり、のんの性質、体力、諸々さんざん悩んだ挙げ句、 のんに水疱瘡の予防接種をすることに決めた。
決めた、と言っても最終決断はのんに任せた。 「水疱瘡」という病気があること、どんな病気かと言うこと、 注射をすれば、そう言った症状が出にくいこと、などを話し、 「どうする?」と聞いたところ、「注射する」という。 よし。 気が変わらないうちに。そして、園で流行し始める前に。
前回日本脳炎の接種をした時、 のん本人があまりに「予防接種」に対してプレッシャーを感じていたので、 今回は、昨日さらりと予告して、それ以上は言わないようにした。
が、やはり本人、しっかり自覚していて、 朝から父ちゃんに「今日は注射しに行くの」などと言っている。
私にも、何度も聞いてくる。 「ここにする?」「ベッドで横になって、ずーっとする?」と、 以前の点滴のときの様子を言う。 「違うわよ」というと、その度にへらへら笑う。 違うとわかってて、言っている。 …言うことで、発散する、って言うこともあるんだろうな。
幼稚園から帰宅して、昼食を済ませたら病院へ。 病院まで嫌がらずに歩いて行くだろうか、どうしようか…などと考えて、 自転車に乗せていこうと決めたら、 のんは「自分の自転車で行く!!」という。 鼻歌でも歌いそうな勢いで、自転車で病院に向かうのん。
いざ本番。 ・・・。 ぶすり、とさされた瞬間、ひっ、と声を立てたが、 特にそれ以上何もなく、無事に注射が済んだ。 ちょっと、精神的に成長したかな?のん。
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