朝から冷たい雨が降る。 こんな日は、幼稚園のバス停まで行くのも大変。 たった100メートルなのだが、 間には2箇所も幹線道路に出る抜け道に使われている道がある。 よくよく、注意しながら渡らせないとならない。 手を繋ぐにも、のんの傘が邪魔。 傘の先っぽを私が捕まえて、歩くことになる。
水曜日なので、早帰り。 11時30分にはまたバス停まで行かないとならない。 雨が止む気配はない。 むつは、おんぶして行く。
家の中に、のんもむつもいる時間が長いと、 どうしてもケンカ、取り合いになることが多い気がするのだが、 のんが半日幼稚園に行って帰ってくると、何故か仲良しだったりする。
のんが譲っているのか。 はたまた、むつがご機嫌良いのか。 両方か。
2人で、大型のソフトブロックを組んで遊ぶ。 つなげると線路になるもので、きちんと半分ずつ分けて遊んでいる。
ままごとをして遊ぶ。 のん、むつ、それぞれ1枚ずつ皿を持ち、 適当に(…のんは何やら考えているようだが…)何か食べ物をのせて、 私のところに持ってくる。
歌のビデオを見る。 教育TVの「おかあさんといっしょ」の歌の部分だけを繋いで編集した ビデオがお気に入り。 2人で、踊りまくる。
ふと気付く。 あら、むつ。 私が思っているよりも、ずっとよくわかっている。 ままごとでも「オニギリ」とリクエストするとちゃんと持ってくる。 歌のビデオでも、それぞれの歌にあわせて声を出し、 お兄さん、お姉さんと同じような振り付けをして踊る。
ふーーん。 どうにも、のんの時にはのん「だけ」を見ていたので、 ちょっとした変化、仕草に一喜一憂し、 歌や踊りをするにしても、本をひとつ読むにしても、 かなりいろんなことを一緒にした覚えがある。
が、どうにもむつは・・・差をつけていたつもりはないのだが、 そう考えると、そんな風に細かくみっちりくっついて遊ぶ時間は、 はっきり言ってのんより断然短い気がする。
ちょっと反省。
でも、親がそういう態度でも、子どもって達者にいろいろするものなんだなぁと ちょっと感心してみたり。
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