そんなわけで迎えた、高熱の朝。 のん、38.1度、むつは38.6度。 朝一番で病院に行くと混んでいるおそれがあるので、 とりあえず、のんとむつが起きた時に、と、ゆっくり寝かせておく。
2人とも、時々起きてぐずるが、熱のせいかそれ以外はうとうとしたまま。 のんは顔色も悪い気がする。
夏休みに入ってすぐに幼稚園で夏期保育と称して、 プールやスイカ割りがあり、 それが終わると、 近所のスイミングスクールに申し込んだ夏期プール教室があり、 その後、私の実家で2泊3日する予定だったので、 考えようによっては、今で良かったのかもしれない。
ゆっくり寝て、しっかり治そう。
9時30分過ぎにちょうど2人そろって起きたので、病院へ。 むつの熱が朝よりも上がっている気がする。 お茶・おにぎりを欲しがるが、少ししか食べられない様子。
先生診察するなり「あ、できてるできてる。」 むつの口の中にポツポツ。
こ、これは…!!! ・・・恒例、手足口病でした。 のんも、あまり喉が腫れていないのに熱があるので、 感染している可能性、大。
やややや。 とりあえず、帰宅して、昨日プールで一緒だったTちゃんと、 Tくんのママに連絡。 「うつしたかもしれないーー、ごめんーーー。」
仕方ないとは言え、申し訳ない。
子ども2人は熱のせいでまた寝ている。手持ちぶさた。 とりあえず、のんのゆかたのサイズ直しをする…が。 明日の納涼大会は、無理そうだなぁ。 せっかく盆踊りの練習、家でも練習するくらい頑張っていたのに。 残念。
夕飯は、のんは全く食べない。 むつ、食べたいけれど…いたい…食べる…いたい…の繰り返し。 口の中のぼつぼつが痛いらしい。 手足には、まだ見えるほどのポツポツは出ていないが、 私のところに来て、腕を見せて、「いたいー」と言う。 ありゃりゃ。 「うしっ」「ぱんま」の次の言葉は、「いたい」か。
なにをあげても首を振って、私の食べる様子をじっと見ていたむつ、 最後の最後になって欲しい、と手を出した。 うどんを少しずつ食べる。 空腹が、痛みに勝ったらしい。 ちょっとだけ、安心。 …と。 ふと、箸を持った指に何か違和感を感じ、自分の指を見る。 ・・・。できてました。 これでめでたく私たち親子3人、手足口病トリオ。
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