プールの日。 今日もMちゃん、元気に荒れる。わっはっは。
この頃、はっきりわかってきた。 彼女は、自分だけをかまって欲しいのだ。 うん、考えるほどのことがないくらい、当たり前の結論なのだけど、 はっきりと、それがわかって、なんだかすがすがしい。
それと同時に、ここ10ヶ月(むつが産まれてからというもの) のんは「自分だけ」という状況がないし、 こちらもそのつもりでのんに対応してきたので、 彼女の「自分だけ!!」という主張がなんだか新鮮に感じる。
そんなわけで、Mちゃん、 本を読んであげれば自分だけが本の目の前に来たいし、 ボール遊びすれば自分だけが私(もしくは他のママ)と投げ合いたい。 例え、赤ちゃんを押しのけ、蹴って、のしかかってでも。
…それが、問題。
長いつきあい、(Mちゃんはお腹の中にいたときから知っている)と言っても、 やっぱり他人の子。 あまり、激しく叱るわけにはいかない。
ただ、赤ちゃん3人が怪我をしてはいけないので、 そこだけはしっかり、手を押さえたり、赤ちゃんを守ったり。
赤ちゃんから離れたMちゃん、今度は1人で本を読んでいたのんの所に行って、 のんの本を取ろうとした。 とられまい、と押さえるのん。 がぶり。 ああああ。 噛まれた。
すごい。血がにじむほど。 げげ。 すぐに放させて、のんを抱っこしたが、やっぱり痛くて泣く、のん。
うーーーーーーん。 これは、ちょっと…。 どうしたものか。
とりあえず、お友だちは噛んではいけないよ、あやまろうね、と 話を持っていくのだが、やられたのが自分の子で、やったのが今その場に 不在のママの子というのは、やりづらい。
…これが、保育の場で、自分が教師で、他人の子2人なら、 もっともっとやりやすいのだが。
とりあえず、その場は収めて、しばらくするとのんの機嫌もなおって、 また遊び始める。
帰り道、Mちゃんのママと話をしながら。 やっぱり、「赤ちゃん、お友だち」に対して、Mちゃんはどこに行っても そんな感じらしい。 先週末、従弟(むつと同じ頃に産まれたそうだ)に会ったときも、 羽交い締めにして、大変だったそうだ。
なかなか、ね。 性格的なモノもあるし、まだ兄弟がいない、と言うこともあるし。 と言う話をしながら、別れる。
でも…兄弟がいなくても、そういうことをしない子はしないしなぁ。
やっぱり、自分の子がからむと、何かものをいうのでも言いづらい。
夜、ジイジとバアバ(父ちゃん方の父、母)にお誘いをうけて、焼き肉屋に。 のんはバアバがすっかり見てくれたので、私はむつだけ見ればよい。 時間の半分は寝ていてくれたので、抱っこしたままだけどかなり食べられた。 ありがたい。
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