f_の日記
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 僕らの想いは何処へ行くのだろう

空と雲と風が
胸にせまるように

目に見えない夏の姿を
其処に連れてきている

それを懐かしむ心と
遠巻きに儚む抒情と

いつかこの空も雲も星さへも
きえてなくなる時がくるというのに

そんな刹那になんの意味があるのだろう
そんな想いに何の価値があるのだろう

何か特別な気がして
とても大切な気がして

日々に感謝すること

誰かの潔さや
顧みない鋭さに

道を見つけ出すこと

そんな道程の
影も形もない

いつか消えていく全てに
僕らは何を贖えるだろうか

たとえばそれが本当のことだとして

何も刻めない
時の大河のケシ粒のことだとして

2007年07月02日(月)
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