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つけたりつけなかったりぃー
悠都
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2002年08月15日(木)
カウンター


 エラー中ですね(ちゃんと気付いてますよ)
 只今デバック中らしいので、数日待ってたら直るかも知れないです。
 既に数日待ってるんですが……;
 また変えないといけないのでしょうか〜。面倒ですよ。
 4回目って……ようやっと気に入るの見つけたのに(涙)
 カウンターつけるなってことなんでしょうか。
 別に外してもいいですけど・・・ネ。
 キリがなくなるだけで(私は楽になる)
 うぅ><;早く直って下さい!!!!

 では昨日のお約束の羽家の小説書き途中第2弾。
 友達にこのことを言ったら、書きあがったの貰うって言われました(ファイルを送っている)
 書き上がらないから載せてるんだよ!!
 だってこれら書いたのは5月ですもん。あと4月とか。
 途中で止まってるのなんて五万とあります。
 王レベも2作ほど。羽家は3作?あ、4作。あと他オリジが…多分5作はあるかと。
 書き上げろ>自分
 長編ネタが多くて困ります。しかも自分しかわからない構成になっていたり。
 頭の中で勝手に話が進んでてー(泣)
 オリジだけはネタに困りません。版権滅茶苦茶困ってます。
 何書こう〜。
 いい加減にリクをどうにかしないと。
 とりあえず今の目標は宿題終わらせるやのーて、セレカナ2作書き上げるってことです。
 あと絵と漫画か・・・




 今日は月に一度の大掃除。
 普段、風羽のトラブルで家中はひっちゃかめっちゃか。水浸しになったり、家具を壊されたりと、破壊され放題なのだ。
 精霊術は外で使えと言っているにも拘らず、風羽家の中でしょっちゅう召喚呪文を唱える。召喚するのは自然の中に宿っている精霊だからまだマシな方ではあるが。もし、高位精霊を召喚されたら家が壊れるだろうな、波羽は常々そう思っていた。
「ほら、三人とも遊んでないで!今日は大掃除するんだから」
「えー、何で?遊ぼうよ♪」
「大掃除は大晦日の日にやるものじゃない?」
「面倒」
 三者三様に答えが返ってくるが、掃除が嫌なのは三人一緒らしい。
「あのね、月に一度でも掃除しないと住めなくなるでしょ」
「そんなことないよ」
「一応住めるんじゃない?」
 風羽と空羽はあくまでやる姿勢を示さない。水羽は、何だかんだ言っても手伝う気はあるようだ。流石に波羽一人でやらせるほど薄情ではないらしい。
「でも、家の中滅茶苦茶にしてるのはいつも風羽ちゃんと空だろう」
 水羽はくすくす笑いながら指摘する。
 一応本人達も自覚はあるのか、うっと言葉に詰まる。
 波羽はと言うと、風羽と空羽の二人の説得は水羽に任して既に掃除に取り掛かっている。時間を無駄にする訳には行かない、との考えの下。
「こ、今度でもいいでしょう?水羽くん」
 空羽は危険を察知してか、波羽に手伝うことはないかと聞きに行ってしまった。
「ひゃぅっ!」
 風羽の身体が宙に浮く。水羽はその様子を呆れた風に見上げていた。風羽は下りようと試みるが、出来ない。くるりくるりと空中で弧を描いてしまうだけで終わる。
「風羽ちゃんやる気になった?」
「やる。やるから下ろしてぇ」
「はいはい」
 水羽がパチンっと指を鳴らすと風羽の身体はゆっくりと床に下ろされた。
 いつもはにこにこしていてやる気はなさそうだし、傍から見ると兄弟の中でも一番弱く見られがちな水羽だが、実は一番精霊術に長けていたりする。この家の中で、水羽の使力を勝る者はいない。唯一波羽は水羽に及ぶか及ばないかの使力を持っているが、水羽の方が経験、才能共に勝っている。
 かくして羽家四人の大掃除は始まった。
 最初に、各部屋部屋の片づけから入るのがこの家出の掃除の順番だ。いらない物はすべて捨てるかリサイクル、若しくは人に譲ったりする。
 大方片づけが済んだところで、次は二階の掃除。皆、普段から自室だけは掃除をしているので、特にする必要はない。元々寝る時に位しか、使っていないのだし。二階の掃除は怪しげな薬草やら、古びた書物らがしまってある研究室とは名ばかりの倉庫の中を片付ける。ここが一番風羽がトラブルを起こす場所なので、年中散らかっているのだ。少なからず水羽と波羽もこの部屋を使い、勉強をしているのでやりかけの実験やら、レポートやらが散乱している。
 分担して部屋の上の方からテキパキを掃除をこなす。
 一階は居間と台所、客間しかない上に掃除行き届いているためすることは殆どない。
 順を追っていくと大掃除、とは言えないような気がするが家の敷地はこれだけではないのだ。一番の目的は精霊術の実施訓練をするために使われる演習場の結界の補強。結界が張ってあり、演習場外へ精霊術の効果が及ばないようにしてある。けれど、定期的に補強、若しくは張り替えをしないと結界の一部が破綻し周りに被害を及ぼしかねない。それを防ぐためにこの日は大掃除を決められている。家の掃除は言わばついでなのだ。
「うわっ、やっぱりボロボロだね」
 水羽が感嘆の声を上げる。
「仕方ないよ、風羽が精霊術使いまくってすぐ結界がダメになっちゃうんだから」
「そんな、ちょっと高位精霊術の練習してるだけなのに」
「風羽は失敗が多いから、結界に負担がかかるんだろう」
 空羽がちゃちゃを入れた。事実なので風羽は言い返せない。
「ほぉら、さっさと済ませるわよ。時間かかるんだから」
 普通結界は外部から内部を護るために張られるが、この結界は内部からの力を留める為にある。この手の結界は高位にあたるもので、構成するのに普通の結界の四倍ほど時間がかかってしまう。実戦向きに作られていない所為もあるが。
 先ず、四人は四方に散らばりない外から結界の様子を確かめる。それが終わると結界の張り替えに入る。
 四人が使っている結界はかなり高度な物で、準備にも手間取ってしまう。下手をすると結界を張り替えるだけで一日が終わってしまうことだってあるのだ。既に何年もこの結界を使っている彼らに至ってはそんなことはなかったけれど。
 三時間ほど後、パチっと小さい音が鳴った。
「お、終わったぁ〜」
 風羽が地面に突っ伏す。服が汚れるのにも構っていられないほど疲れているらしい。
「お疲れ様」
 波羽が労わりの言葉を掛ける。
「…………」
 空羽は無言で突っ立っている。疲れているのにも拘らず、意地を張っているようだ。
「あーあー。若い者がこんなにへばってちゃダメだよ」
「兄貴、ジジくさい」
 さらりと冷たい突込みが入る。
「風羽も空羽も、精霊使としてはまだまだなんだから仕方ないよ」
「僕と波羽ちゃんが二人と同い年位の時は、この結界張るのにもそんなに疲れてなかった筈だけど」
「二人が精霊術習い始めて未だ五年でしょう」
「僕は五年でもう――」
「兄貴の才能と比べない」
 水羽は思わず苦笑してしまう。
「さて、お昼ご飯でも作りますかー」