a days:日常的に迷走中
ゲーム・アニメ・特撮…バカっぽく夢中!日常から非日常まで、カオスに何でも書いてます。
基本的に毎日書きます。拍手レス等はコメいただいた翌日あたりに…きっとあると思う。
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2006年05月24日(水) どうしてもあなたをあきらめない

何故か最初に、

●今日見たムシ。
20話、「甲虫コレクター」
束縛愛をテーマにした1本。
ぎゃーこんな話を直球でやっちゃっていいんだろうか??
なーんて子供は考えてませんことよ。わーコレクターだーくらいにしか思わないんだよなー。
視点って変わるもんなんだよなーと痛感するムシキング。

21話、「黒い森」
ど直球。恐ろしいほどに絵がキレイ。気合入りすぎ。
ムシキング〜森の民の伝説が勧善懲悪では終わらないと押し捲る1本。
ポポが子供のパサーに語りかけるシーンは珠玉。

ムシキングのなにがすごいって、
ガンダムSEEDのテーマだった、憎しみの連鎖、
「殺したから殺されて、殺されたから殺して、それで最後は平和になるのか」
その連鎖を、子供のポポが断ち切るからだ。
SEEDがデスティニーになっても終わらないテーマを、ムシ21話にしてなんとかしてしまう。
もちろん、終局までは山あり谷ありだけど、子供のポポが最後まで運命に立ち向かうのが非常に好ましい。
キラもアスランもシンも、ポポを見習ってみたらいいと思う。
=SEED作ってる人らはもうちょっと見せ方を考えたらいいと思う。本気で。
愚痴もこぼれるよ…あまりにも差があって。


なんて愚痴がこぼれるのは久々に種(同人)に浸ったからだー♪
(ありがとー圭子さーん!)
つくづく、種は本編よりも同人のがいいと思います。
ディアッカは女に振り回されてるのがいいと思います。ハイハイ!挙手挙手!!!(うるさい>自分)


今日日記。
チビ2号の幼稚園参観日でした。
またまたねんどで遊んでしまいました。
チビキング作ります。こねこねこね。(結構簡単)
1号にーちゃんの時に散々作ったので年季モノです。男の子にウケまくります。
カブトとクワガタとカマキリとカタツムリとトンボを作りました。立体造形楽しい。
懇談会でお話したり、まあいろいろ。

昼からは2号のおともだちが遊びに来ました。
シナモンちゃんのおうちで結構遊んでくれました。2号は飽きちゃってサッパリなのだ。
あと、子供パソコンがウケてました。
1号にーちゃんと一緒にしゃぼん玉やったり、楽しく遊んでましたわ。

夕方、疲れて寝るチビズ。
起こしても起きなかった。日本まんが昔話が終わってしまった。
「見たかったー」とうぇうぇうぇ泣く1号。うるさい。
「時間を巻き戻してー」とか言う。
それはできないんだよー。てか、いい加減、解かれ。

●自分メモ。
そろそろグランディアの話を書け!
(ダラケすぎ)




昨日の続き。(タイトル決めなくちゃ)



「赤い目の甲虫って言ってたけど、ここでもアダーの手下が糸を引いてるんだろうか」
「森の民を光に変えるなんて言ってるから、きっとそうだろうね。…ソーマ、髪きれいだね」
「うるさい」

 ポポがソーマの髪に櫛を入れて、レースのベールを被せる。胸に詰め物までして着たシルクのドレスは、確かに見た目は純潔の乙女だったりする。
 さっきまでは、ガーターベルトの着け方がわからなくて、散々遊ばれた。

「俺、親いなくて良かったかも」(まだいないと思ってる)

 ソーマはため息混じりにこぼす。
 こんな姿を親が見たら泣くだろう。何が悲しくて息子がウェディングドレス…。

「ルージュは何色がいい?赤?」
「勘弁してくれ」
「じゃあピンク?」
「色が問題じゃなくて」
「ぼくもドレス着てソーマに付いて行こうかなぁ」
「絶対ダメ」
「どうして」
「似合いすぎるから!」

 カーン、カーン、
 鐘が鳴る。この街の主、ムルカが呼んでいる。

「じゃあ手筈通りに。できるだけ時間を稼ぐ」
「がんばって、ソーマ。ユーリたちの反乱を成功させたら急いで助けに行くからね」

 ソーマがクヌギの上に作られたムルカの屋敷に入ったところから、難民たちの反乱が始まる。
 赤い目の甲虫が出てくる前に弱い者は逃がし、力のあるものは横暴に染まったこの街の者を捕らえていく。自治の要求なんかはムルカをやっつけてからだ。

 ソーマはドレスの裾をふんずけないように注意しながら階段を上がり、屋敷の扉の前でチラリと後ろを振り返ると、難民たちが輪になってるあたりで、ポポが手を振ってるのが見えた。
 ふっと苦笑して、次に気合を入れなおす。

 大扉をあけて後ろ手に締めると、広間の向こうに真っ白いスーツを着込んだ青年から中年の微妙な位置にいそうな、金の巻き毛男がいた。

「やぁ〜アミィ!よぉく来てくれたねぇ〜。 ぼ く の は な よ め !!」

 いやー!と叫んだアミィの気持ちがよーく解かった。顔は普通なのに、喋りがねちこい。
 これでは、赤い目の甲虫がそばにいなくても、近寄りたくない。
 替え玉がバレないように、必死で悲鳴を抑えてる自分を誉めてやりたかった。
 そういえば、赤い目の甲虫は…視線を巡らせて、隣の間に滑らかな黒い大顎が覗いている。ブルマイスターツヤクワガタだ。ということは、側にいるのは…

「…こんな話は聞いていないぞ!難民から1人だけ助けるんじゃなかったのか!」

 叫んだ女はチョークだった。
 ムルカは怖気のする笑みを閃かせながら、ゆっくりソーマに歩み寄る。

「ええ〜そぉですよぉ〜?キレイな子でしょぉ〜?他のヤツらは全部光に変えちゃってくださぁい」
「バカ者め!その子は…その子は…!」(まだ名乗れないチョーク)

 あまりのキモさにソーマは思わず逃げ場を探してあとずさるが、広げられた両手に阻まれて、すぐ壁際に追い詰められた。
 ベールが持ち上げられる。ムルカの満足そうな表情は、ソーマが怯えているのを楽しんでいるからだ。そしてムルカの接近は止まらない。

 キスが来る!

 時間を稼ぐと言った手前、耐えるべきだろう。ぎゅっと目をつぶる。
 渋柿食べたと思って耐えれば…耐えれば…耐えれば…
 口元にムルカの息がかかった瞬間。

「限界!」

 ソーマの足が垂直に上がり、ハイヒールのかかとがムルカの顎にめり込んだ。

「ブルマイスター!ムルカを光に変えておしまい!」

 チョークの号令が轟いた。




つづく。


ごちゃごちゃしてきました。(汗)


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