a days:日常的に迷走中
ゲーム・アニメ・特撮…バカっぽく夢中!日常から非日常まで、カオスに何でも書いてます。
基本的に毎日書きます。拍手レス等はコメいただいた翌日あたりに…きっとあると思う。
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2006年04月17日(月) 掃除機が燃え尽きた。

下の方に、ポポソマがあります。2本も。(やーいばーか>自分)
相当ダメ。(笑)


今日日記。
掃除機がぶっ壊れました。
ああああああー、金無いのにー。
それでも掃除機が無いのは深刻です。
パンやお菓子やなんじゃかんじゃをバラバラバラーっとやられたらオシマイです。
コロコロローラーでは追いつきません。
なので早速お買い物に行きました!(勿論払いはカードで)(現金無いんだもん)
ダイソン、憧れだなぁ〜。高くて買えないけど。
サイクロン式ってどうよ?ってお店の人に聞いたら
「掃除するごとにお手入れが必要です」
「ムリ」即答。
普通の紙パック式掃除機になりました。普通がいちばん。普通が。(でもやっぱりサイクロンも憧れだ)

チビズは学校やら幼稚園であったことを全然語ってくれません。
チビ2号は少しだけ何か思い出すごとに喋ってくれるけど、1号は全然ダメ。
同じ質問をダンナがしたら、いっぱい喋るんだが。
…何故、私には言わんのじゃ!?
(怒られるとか思ってる??)




なにげにポポソマです。全然昨日の続きじゃないです。
突発。
ワカランひと、興味ない人はみちゃダメ。


ECHO



途中から夢だと気付いてた。
でも止められなくて、みんながいなくなっちゃうのが震えるほど恐くて、最後にソーマが消えてからも、ぼくは闇に残る光の粒を呆然と追いかけていた。

「ポポ」

肩を揺すられ、潜めた声が届く。
汗が一気に体を冷やして、ぎゅん、と現実の薄闇に戻ってきた。

「大丈夫か?」
「…ありがと、ソーマ。また変な夢、見ちゃった」

この間もちょっと言ったから、きっと憶えてるよね。
みんながいなくなって、ぼく一人ぼっちになって。

「オレはどこにも行かないって言っただろ?」
「うん」

乾いた布が降ってくる。
額と首筋の汗を拭いてそのままぼぉっとしていると、ソーマは自分の鞄から水筒を取り出した。

「水」
「うん。・・・飲ませて、ソーマ」

甘えてみると、ソーマはちょっとだけ怒った顔をして、それから水筒の水を口に含んだ。
薄闇が、ソーマの影でまた暗くなる。
温かな唇、温かな水、ぼくの口に入ってくる。
そっと、舌先を伸ばしてソーマの唇に触れると、ソーマの舌は少し迷ってからぼくに絡んだ。

ソーマのキスは言葉よりもずっと正直。
まるで勝ち負けを決めなきゃいけないみたいに絡むくせに、ぼくが絡むと急に優しくなる。
ぼくのこと、好き?

「…ん…ポポ、おまえ…どうして」
「…いやだ。もっと」

離れたくなくて、ソーマの首に腕を絡める。
ソーマの力が弱くなって、体重が心地よく胸にかかる。

「おまえの考えてることなんて、わかってるんだ」

湿った吐息が嬉しかった。
ぼくは、ソーマの、ピアスのついてない方の耳に優しく歯を立てた。

「オレはどこにもいかない。おまえを一人ぼっちにはしない」

こぼれて落ちる涙を、ソーマが唇でそっとすくってくれた。




おしまい。

いやははははは。ショタなBLだね!(滝汗)
(口移しは得意技です)
(てか、離れ業です)
(素直に告るとかムリ)
(素直にほのラブもムリ)


そして、なんと2本目ポポソマ!!(おばかさん♪>自分)


「ソーマ…」

声をかけたときには血の気が引いていた。
なに、その傷…?


木漏れ日



輝きの森への道を急ぎ辿りながらも、ぼくたちは時々休息していた。
そのたびにソーマはギラファと「あたりを見回りに」行ってくれた。
ぼくも一緒に行こうとしたら、
「チビキングがいるだろ?」
と柔らかく止められる。
戻ってくるときには、チビのために傷薬も作ってくれた。
おかげでチビキングの傷もずいぶん癒えて、セランを追って飛べるほどになって。

ビビが休憩しよう、と足を止めた。
ソーマがまたひとりで森の道をはずれようとする。
「見回りに行くの?」
一緒について行こうとすると、ソーマは苦笑して、
「トイレ。・・・覗くなよ?」
なんて言う。
ビビたちが笑って、パムも笑って、チビも笑った。でも、ぼくはなんとなく笑えなかった。
みんなで樹液を飲んで、花粉ダンゴを食べて、それでもソーマが戻ってこない。
気になってソワソワ落ち着かないから、えいっと追いかけることにした。
バビが、どこ行くの?って聞くから。
「覗き!」
って答えておいた。

斜めの木漏れ日が落ちる森、ちくちくする杉の葉を避けて歩いてると、黄緑色に輝く苔の丘が見えた。
ギラファの黒い羽も見えた。きっとあそこに水が湧いてる。
ソーマは珍しくコートも上着も脱いでるみたいだった。
そおっと、本当に覗くみたいに近づくと、ソーマは泉の中に深く右腕を突っ込んでるみたいだった。
水、飲んでるのかな?
もうちょっと、と頭を出すと、ギラファがぼくに気付いてぐっと大アゴをこっちに向けた。
弾かれたように身を起こしたソーマの右肩から肘あたりまで、大きな傷痕、そして赤く腫れていた。

「ポポ…か」
ソーマはがっくりと、また右腕を泉に浸すように身を倒した。
「おまえには知られたくなかったのに」
「…どうして、そんな傷」
「デュークに従えなかったから。さすがオレの父親だな…容赦がなくて」
口調は軽いけど、目は全然笑ってない。悔しさでいっぱいのソーマ。
「どうして、教えてくれなかったの?」
ソーマは堅く口を閉ざしてしまう。
言ってくれない気だ。
悔しい。悔しくて、泣いてしまいそうだ。
視界の端に、チョークの短刀が入った。それを掴んで右腕に当てる。
「教えてくれないんだったら、ぼくも同じところに怪我する!」
「ばか!やめろ!」
木漏れ日がソーマの影で隠れた。
短刀は飛ばされて、ぼくはソーマに押し倒される。
「こんな怪我、どうってことない。今だって、おまえよりも」
続きかける言葉をさえぎって、足を引っ掛けながら思いっきり身を起こすと、ぼくらの位置は簡単にひっくり返った。
「うそつき」
何故言ってくれなかったんだろう。
ソーマの素肌に触れると、熱を持っていた。
「あついよ?」
「だから冷やしてたんだろ?」
「ソーマのばか」
「おまえの手、冷たくて気持ちいいな」
涙が止まらない。
胸が痛くて。
「…言えないだろ?ポポがそんなに泣くのに」

傷薬を塗って、包帯をするのを手伝った。
痛み止めの薬はぼくが噛んで、ソーマに渡した。
「ソーマが怪我してること、みんなには内緒なんだよね?」
「…あのな。気付いてなかったのはおまえだけ」
…今、なんて?
「ギラファ、行くぞ」
ちょ、ちょっと、ソーマ?
「…置いていかないでよ!」

振り返ったソーマは光の中で極上の笑みをくれた。




おしまひ。

奇妙な長さだ…(笑)
ちまみれも好きなんです。すんません。

●拍手
わほー!パチパチありがとうございます!わーい嬉しー!!
久しぶりにBL書きました。軽いけど。(笑)
ウケて下さってありがとうございます〜〜

ポポが泣いてばっかりですね。泣き落とし?落とされソーマ?(笑)


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