a days:日常的に迷走中
ゲーム・アニメ・特撮…バカっぽく夢中!日常から非日常まで、カオスに何でも書いてます。
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2003年09月17日(水) 今更懐かしいアニメの話。

「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」の製作途中で他界された、神田武幸監督のアニメの話。
↑本当に今更知るんですが、良作だったんですってねぇ。(知らんのです)
要するにバイファムを語りたいんです。(何回目だよ?・笑)

SEEDの中盤、ニコル・トールを失ったあのあたりまでは、SEEDってスゴイのかも!?と思ってたのですが、今ではチャンチャラ可笑しい状態に…
騙されたというか、破綻しちゃって勿体無かったというか…。
人死にが悲しい、ということはこれで十分描けているので、今更大量虐殺せんでも…と、悲しい気持ちなんスよ。
普通、死んだ人は帰ってきませんからね。 虎とか…♪あんなに派手に散ったのに〜(苦笑)

銀河漂流バイファムは戦争アニメでした。でも主人公サイド、敵サイドでも、ほとんど死にませんでした。
死んだような描写はありましたよ。物語の展開上、必要なくなった人物はスッパリと消す。それでも残酷描写はほとんど無く。(だから復活も容易だと言える)
SEEDと比較すれば「甘い」のひと言でしょうけれども。
それでも良いのです。理解できるから。

神田監督がどーゆー人だったかというと。
第二次大戦中に中国にいて、戦後なんとか引揚げてきた子供の一人だったそうです。
バイファムはその話が前提で、宇宙ロボモノでありながら、中国残留孤児の話がよくわかりました。
多少設定は違うけど、まあそんなもんです。
主人公サイドには「残留孤児」に当たる子がいて、敵サイドには「混血」がいます。どちらも和平のかけはしになりえますが、敵の人はいろいろと運が悪くて自分の親や出生を恨んでました。理解者はいたけれど、納得できずに。

最後は和平に成功、大団円…と思わせて、さらに未来を考えさせる展開(残留孤児が親を探す)が嬉しく。
続編のOVAでは、決して全てが上手くいっている訳ではない和平交渉を主人公たちがお手伝い他モロモロ。
結局はめでたしめでたし。
苦労しても、必ず救われるんですよねぇ。

バイファムには続編…というか番外編の「バイファム13」というのもあります。
川瀬敏文監督ががんばったんだけどねぇ…。単体では良作ですよ。
でも、前作を越えることはできませんでした。惜しい。

そーんな、故・神田武幸監督の代表作が、私の今までの大好きアニメの一番なのです。
惜しかったな…本当に残念だ、SEED。
SEEDが駄作で終わるヨカンがギュンギュンするんですが、福田己津央監督が「故・神田監督の流れを汲む」というのだけは、決して受け入れることができないでしょーなぁ。

戦争アニメは人死にを描けば戦争を描いた、という意味ではないこと。
人死にを描かなくても、戦争は描けるということ。
「ガンダムは人が死ぬ」と言うことは、殺戮を描けばガンダムなのか?
福田監督は、そこら辺を間違ってないか?
(そして、生き返らせれば許されるとか、さらに間違ってないか?)


まさか…こんな超能力(種割れ)なファンタジーアニメになるなんて…。

あ。ちなみに。
ここまで書いても私のスタンスは変えないことに決定。
SEEDは昼メロ。キャラはみんな好き。好き勝手にやらせてもらうぞ。以上。

もういっちょ追記。
銀河漂流バイファムは確かに戦争アニメではあるのですが…。
私が大好きな21話は境遇こそマリュ姐に似た(無理矢理艦長やらされてるという意味)チャンドラ声(鳥海さん)のスコット君がエロ本の海におぼれる話だったりします。
興味ある人…は…まあ、冷やかし程度に。(苦笑)


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