3歳ネグレクト死のニュースで憂鬱な日々を過ごしてます。
うちのも3歳だから余計に暗雲たる気持ちですよ。 8日間も放置しておいて死ぬとは思わなかったじゃねーわ。 でも、それぞれの親(人)によって「大丈夫」のレベルが違って その大丈夫レベルが夫婦で差があると離婚につながるからね。 うちもそれが離婚要因の一つではあるけど。 初歩レベルの「大丈夫のズレ」だと”赤ちゃんが昼寝中に出かける”とか、 ”車の中で1時間待たせる”辺りじゃないかと思う。 これは一部の親に結構多いと思う「大丈夫」じゃないかな。 私からすると信じられねぇ!!っていうレベルだけど。 その「大丈夫レベル」が自身が虐待されていた、社会に出て浅い、二十歳そこそこで母親、 という諸々で「普通」じゃなかったんだろうけど、で もどう考えても「死ぬとは思わなかった」じゃねーよ、って思う。 1日、3日じゃないもんね。8日間だもんね。 発達障害とか精神疾患だとか不全家族育ちだとか色々事情はあるけどありえない…。 胃の中空っぽだったって…3歳ともなると色々物事わかってきてるから お母さん出掛けて帰ってこなくて不安だったろうな…。 考えただけで涙が出てくる。 仮に犬だって外泊しないぜ…。せめてペットホテルだぜ。。。 そして二十歳そこそこでDV原因で離婚して親とも関わりの薄いシングルが 行政で何の支援も受けていないこの国が一番ありえない。 考えてみれば私も離婚当時は育休と言えども無職で収入もわずか 体調にも不安がある状態だったし、調停離婚で面会交流すらうまく行かないゴタゴタ抱えてるシングルマザーだったわけよ。 産後訪問だけじゃなくて、離婚したばかりの看護親の訪問も必要だと思う。 幸い仕事も順調で食うに困って無いけど、それは結果論でしかない。運が良かっただけ。 訪問ケアみたいなのがあれば自宅なら生活状況もある程度わかるし、 何なら偽装離婚や扶養手当の不正受給だって防げる。 はたまたDVで逃げて怯えて生活する世帯にとっても事件を防げる。 どういう環境で、どういう経済状況で子育てしているのか、不安はないか、頼れる人はいるか確認、 いざというときはここへ連絡しなさい、こちらで相談が出来ます、助成があります等々アドバイス、 そういった離婚後のサポートも年1度ぐらいはしてくれたって良いはずだよ。 年1の扶養手当の更新手続きで「彼氏はいますか?」みたいな事務的な現状確認じゃなくて、 本当の意味での現状確認をしてほしいよ。 女にばかり尻拭いさせてるんじゃねーよ。 結局、このネグレクト母は裁かれるけどDV父は何の処罰もないわけでしょ。 赤ちゃんを生んで捨てた女は捕まるけど男は何の処罰もない。 日本の闇だと思う。少子化は止まらないよ。 Twitterでポテサラジジイが話題になってるけど、 女に責任をなすりつける国が少子化にならないわけがない。 「母親なんだから」「母親のくせに」とか日本育児の呪いの言葉だよ。 ぶちゃけ完全に一人の育児生活で保育園も通えない、体調も崩せない、買い物も遊ぶこともままならない中、 3年間ずーっと子供と二人きり、しかもコロナでどこへも出掛けられない。 そんな生活送ったら逃げたくなるだろうとは思う。それが人間。 ただ、そこで一晩で頭が冷めなかったあたりどうかしてるってことなんだけど。 私が思うに「死ぬとは思わなかった」って半分本当で半分ウソだと思う。 「死ぬわけ無いじゃん!大丈夫大丈夫、万が一死んだらそのときでしょ!」程度の認識だったと思う。 人間だからその時々で子供が可愛く思えたり憎らしく思えたり、幼稚な人間なら尚更。 正直、実家で飼っていた犬と、息子の育て方の感覚って同じような感じなんだけど 若い頃は幼稚だったから犬でも自分の思い通りに育てようとしてたよね。 思い通りにならなきゃ「もう知らない!あっちいって!!」って感じ。 わかりやすく言うと責任感がないってことだけど。 私も犬を15年面倒見てそれなりに歳も重ねて今は「思い通りの子育て」なんて思いは無く、 息子が思うように育ってくれって感じなんだけど、それでも怒ることは多々あるわけで。 でも、怒った後にすぐ息子に謝ったりとかフォローしたりとか 若い頃には出来なかっただろうなぁって思う。 さっきも久しぶりに息子を怒鳴ってしまったんだけど 事前に「ダメだからね」って言って次の瞬間にやられたこととか、怒り疲れたことと、 「あぁ、なんか無理」って思ったよね。口が聞けないぐらい心身が疲れた。 息子も今回ばかりは自分が悪いと思ったのか珍しく「ごめんなさい」って泣いて その後も思い出しては泣き、を繰り返し、しばらく私に近づかなかったわ。 そしてその呆然としたまま寝た。 でも息子が凄いところというか、成長したなと思うところが 「怒鳴らないでよ!優しく言ってよ!」と泣きながらも気持ちを言語化出来て それを私にちゃんと伝えることが出来るところ。 私は文句があっても言葉で大人に伝えることが出来ないタイプだったので単純に感心する。 イヤイヤが酷かったこともあり以前から「先生にもう終わりだよって言われたら次は何をするの?って聞いてみたら」とか 「わからないなら先生に教えてって言えばいいよ」と”気の先を変える””先生に聞く・伝える”いうことを結構教えてたんだけど 幼いころからコツコツと教えることって大事だなって思った。 栗原はるみの料理番組を見ていると「この、ひと手間が大事」というフレーズが結構出てくるんだけど 料理だけじゃなくて、育児に関しても「ひと手間」って大事だと思う。 男の子だしあと10年もすれば口をきかなくなる年齢になるけど それまでの信頼関係とか親子の関係性が、思春期に影響すると思うので。 それと「望み」という小説を読んで男子育児の難しさを改めて実感した。 思春期男児独自の鬱屈とした凶暴さって女の私には理解できないから。 前々から感じてるけど、 自分は加害者にならないだろうとたかをくくるのではなくて、 加害者にも被害者にもならないように意識して生きなければならないということ。 それにはそういう人たちにも関わらないように生きること。 一般的に女は固まって行動すると思われがちだけど、 実際は男のほうが集団行動(メンツとか上下関係諸々)で変なことしやすい生き物だと思うので。 息子は発達障害だとかアスペルガーだとか自閉症スペクトラムだとか そういう子たちに比べると全然普通の子って感じだと思うけど、 やっぱり定形通りの子供と比べると落ち着きは無いし、我儘だし、かなり手が掛かる方なのよね。 「ひと手間」を惜しまないように育ててはいけないと思ってる。 まずはトイレトレーニングが目下の目標…。 |