独白「文字式」

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2005年08月13日(土) 短歌日記(ファンタジア越後(その5))

 おそばを食べて、いよいよ本格ドライブスタートである。おそばやさんまでは車の助手席に座りつつ、ruiさんのあれやこれやを聞いていたのだが、どうも日本酒がかなり聞いてきて、つい居眠りをしてしまう。その間に、ruiさんの秘密をあれこれ見逃したらしい。ちっ。
 ドライブの目的地は「三国川ダム」。私の記憶が確かなら、40年の年月をかけてつくったらしい。山道を抜けてダムに到着。結構気持ちいいもんだなあ、としみじみ。ダムの水を囲む切り立った岩肌が綺麗でした。水は集まると緑色なんだねえ。
 ダムを堪能して、さらにドライブはつづく。途中、車を降りて川辺まで歩く。山道を降りていると、キャッ、と悲鳴。なにごとと思ってみると、突如現れた蛇に驚いたruiさんの悲鳴でした。(なお、蛇との出会いはもう一回あり、そんときはruiさんは20メートルくらい飛んでいきましたよ。)
 川辺でしばらくぼんやりする。川の水に手をつける。冷たい。蝉が鳴いている。鳴き声だけは好きだな、蝉は。ぼーっといろいろ考えてみる。気持ちいいねえ水辺。
 さて、さらにドライブは続く。ダムをぐるっと一周しようかと思いきや、途中通行止め。で、道を引き返す。道路の脇に気配を感じ、車を停止させると、目の前をカルガモの家族が。可愛い出会いに、ついはしゃいでしまうのであった。
 ダムを堪能して、いよいよ宿に向かうのであった。

短歌
・ダムを背に君の住む街眺めれば水面に鳥の夫婦生活


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