あたろーの日記
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| 2006年01月11日(水) |
新潟にも古本文化が・・・。 |
旧暦12月12日。 久しぶりに出社。まずは溜まっていたメールを片っ端から読んでいく。ああ、1月ももう半ばにさしかかるのね。恐ろしいこと。 部屋が狭くなっていく一番の原因は、どんどん高くなる積ん読の山です。最近、2日にいっぺんは部屋のどこかでガサッドドドッと雪崩が起きる。読みたい本を5合目あたりからそっと抜き出したはずなのに、6合目以上が崩れてしまう。これらが全部私の頭の中に入っていれば、私はきっと天才、才女、才媛なんですけど。読むと片っ端から忘れていくのと、もともと読むのが遅いくせに、なんでこんなに本ばかり溜まってしまったんだろう。。。 しかし、そのくせ、本をなかなか手放す勇気がない。読まなくても、読んでも、いつかまたその本が必要になると思ってしまう。 去年は読み終えた本を妹の家に送っていたのだけど、最近新築したら、どうやら本の置き場がなくなったらしく、年末に、「お姉ちゃんから送ってもらった本さ、ブックオフに売っていい?」と聞いてきた。慌てたのは私で、「だ、だめ、だめ、だめ!!!」と、たとえ文庫本であっても、今の出版界の流通システムでは、すぐに本屋の店頭から消えていずれ入手が難しくなる本も沢山あると言うことを必死に説明する。と、うんざりした様子で「・・・分かったからさ、じゃあ処分しないからさあ、これ、全部、実家のほうに持っていくから」と言われた。完全に厄介者扱いされてしまった。前は、読み終えた本があったら送って、と、自分のほうから言ってきたくせに、子育てに新しい家にといろいろ忙しくなったせいか、言うことが変わってきた(泣)。そういうわけで、実家に私の本が移動。しかし、昔実家に送ったものがすでにあったので、母がぼそっと、「この家はいずれ本で潰れる」と呟いた。嘘だって、そんなに本ないって。たいした量じゃない癖に! ただ、実家に帰省中、気がついたのだけど、昔は、「古本なんてどこの誰が触ったか分からないようなのを買うなんて嫌」と言っていた母が(新潟には古本屋が少ないからあんまり古本買いが浸透してないのです)、父と一緒に、最近古本屋にちょくちょく出掛けているらしいということです。古本屋、と言っても、神保町にあるような古本屋さんじゃなくて、ブックオフのような新古本屋さんが新潟にも増えつつあって、そこに車で通っているらしい。私を新幹線の駅に送ってくれる車中でも、夫婦で、「おい、帰りに○○寄っていくか」と会話していた。私は窓から「へーこんな店がいつの間に」と、でかい新古本屋さんの看板を眺めていたのでした。 両親とも、昔から本を良く読むほうだとは思うのですが、当たり前かもしれないけど、ひどく偏っている。まあそれで良いのですが。父は山岡荘八とか司馬遼太郎ばかり。ただ池波正太郎を読んでなかったのは意外だった。年明けのNHK番組で、山本一力が池波正太郎について語る番組があって、それを親子3人で見ていたら、父が池波作品に興味を示したので、ここぞとばかりに私が蘊蓄。同じ番組で今度は向田邦子の話題もあったので、向田作品好きの母とこれまた楽しい会話になった。 父が昨春退職して、両親ともゆっくり読書する楽しみを改めて発見しつつあるようで、そうなると、オヤジの好きそうな本をピックアップして送ってあげるのも娘の役目かな、と思えてくる。今回の帰省中は、本の話なんかも親子でして、結構充実した時間を過ごせたのでありました。
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