あたろーの日記
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旧暦11月14日。 神保町へ。 電車通勤の日は通り道の駅であるので、週に2〜3回は徘徊する町なのですが、昼間時間を取って回るのは月に2〜3回。古書店は平日も閉店が早いので、ゆっくり見て回るとしたら、土曜しかありません、平日勤め人には。。。 で、数店見て回って、古書会館入って、結局何も買わずに出て三省堂書店へ。そこで文庫本3冊買う。『旨いものはうまい』(吉田健一・角川春樹事務所)←結局買ってしまった・・・『詩の日本語』(大岡信・中公文庫)『美の法門』(柳宗悦・岩波文庫)。ほかに、『彷書月刊』の最新号。 知人の、それも自分より2歳下の女性が体調を崩したこともあり、最近心底お酒を楽しめなくなってきた。。。といのも、彼女もお酒好きだったから。お酒を呑んでいて、頭はしっかりしているか否か、そればっかり気にしていた、でも、頭以外では気づかぬ部分が悲鳴をあげている、それが働き盛りの30代なのかも。それで、自分も人ごとではないような気がして、お酒を心から楽しむことが出来なくなってきたようで。正直言って、自分の身体にとって、どれだけの量のお酒が害になるのか分からない。これは単に酔った酔ってないの違いではない。私の肝臓、胃、他の臓器、細胞は、一体どれくらいの量のアルコールまで耐えられるのか・・・・・一般に、これまで言われてきた、酒が強い、という基準なんて、その場限りのものでしかない。身体には少しずつでも、アルコールが毒として蓄積されているのかもしれない・・・と考えてしまう。そう考えると、お酒が強いなどとタカをくくっていてはいけない。肝臓のアルコール処理能力だけでお酒と身体の関係を判断してはいけない。というわけで、このところ、心底お酒を楽しめない。 と言いながら、新しい本を神保町で買うと、週末でもあるし、近所の居酒屋へ出かけていく。例の、年配のご夫婦のやっている、古い居酒屋。 忘年会シーズンなので、グループ客が多い。いっとき客足が引いて、1人客が私含めて3人になったときに、電話が鳴る。おかみさんが、電話で話す声が店内に響く。・・・はい、13人ですか、9時45分頃に・・・鍋もの、はい・・・。 おかみさんが受話器を置く。あよ10分後に13人来る。あたふたと席を準備するおかみさん。私含め1人客は、では今のうちに、と、肴を追加注文して、席を移動したり。 客はほとんどが常連、近所の人達なので、たとえ話をすることがなくても、店内にはどことなく、おっとりした仲間意識が働いているようです。で、店を切り盛りしているのがご夫婦2人きりなので、店が混んでくるとてんてこまいになる。そこんとこ、お客もわきまえていて、気長&ちょっと気を利かせたりすることも。 そういう雰囲気を楽しみながら、カウンターのはじっこで、吉田健一の酒にまつわるエッセイを。 あっと、常連のおじさん二人組の会話から抜粋。 「俺なんか、今日、大掃除しちゃったよ」 「俺なんか、年柄年中掃除しちゃってるから、掃除大臣だよ」 ・・・ってさ、なんか巧いなあって、ちょっと嫉妬した。これ、ろれつの回らない舌で言ってるんですよ、
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