あたろーの日記
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| 2004年12月11日(土) |
くっついている食堂のこと。 |
旧暦10月30日。 都立中央図書館で資料探し。晴れて良かった。たいした理由ではないのだけど、図書館は有栖川宮記念公園の中にあって、雨だとちょっと歩きづらい。それに何故か、私が行くとたいてい雨だったりするので。。 それにしても、都立中央図書館の周辺は、お昼ご飯に適したお店がない。私の探し方が悪いのか、そもそもお洒落な土地なだけに、やっぱり庶民的なお店はないのか。ラーメンとか、牛丼とか、餃子とか、カレーとか、立ち食い蕎麦とか・・・神保町だったら当たり前に迷うほどある安い「くいもんや」系が見当たらない。かろうじてマクドナルドがあるけど、あとは例えばお洒落なカップルが軒先の傘付きテーブルの下でパスタをつついているような店ばかりだ。・・・探し方が悪いんだろうか。ほんとにないんだろうか(←しつこい)。 なので、お昼ごはんは当然のように図書館の5Fにある食堂でとります。今日は麻婆麺。450円だったか480円だったか。猫舌ゆえ食べるのに苦労しましたが、不味くはない、ああいう公共施設の食堂としては私の知る限り上等なほうです。そんな言い方しちゃ悪いかな?でも、もう少し安くてもいいのに。定食600円台は都の施設としては高くないか?と思ってしまう。利用者の多くは学生だしね。 実を言うと、公共施設や学校などの食堂が結構好きです。なんでかよく分からないけど、好き。商売っ気のなさゆえか、安さゆえか、庶民性ゆえか、自分でも分析不能。 あ、ひとつ、確かなことがあります。それは私の初々しい高校時代にまで遡るのですが。。。私の通った高校はとある山の中腹にあるのですが、学食なるものがありませんでした。いや、校門のすぐ外側に「学生食堂」と立派な看板を掲げた古い店があったのですが、授業が始まると校門は閉まり、下校時間になるまで学生は校門の外に出てはいけない決まりで、当然、「学生食堂」というその店にも行くことは出来ない。行けるのは、ごく一握りの度胸ある上級生の男子のみで、昼休み、廊下の窓から見ていると、よく、校門を乗り越えて先生に叱られている彼らの姿が見えましたっけ。 というわけで、私の母校には、学食なるものが実質的に存在しなかった。学生食堂、憧れだったわけです。上京して、大学に通い始めたとき、キャンパスに学食が3ヶ所もあったのにはコーフンしましたぜい。・・・そこから、私の「(建物の中に)くっついている食堂」フリークは始まったのであります。 公共の図書館、主に都立日比谷図書館とか国立国会図書館支部上野図書館(今は国際子ども図書館に変わってしまった)とか、区立の図書館(住宅地の中だと食堂がついてない所も)はよく利用します(あるいは利用しました)。都立中央図書館みたいに上層階にあるのは珍しくて、たいてい地下にあって、ちょっとジメッとしている。もちろんデートには向いていない。でもそこが、なんつうか、あたし苦学生?っぽい気分になれてよかったりするのです。 大学の学食は王道。なにが王道なのかよく分かんないけど、ともかく庶民派、安くて量が多い(最近はそうでもないみたい)、で、場合によってはまずい。で、場合によっては、あたし苦学生?よりもあたし体育会系?な気分になってしまう。むかしむかし、お茶の水の明治大学刑事博物館に行ったついでに、学食にも潜り込んでみた。カツ重はちゃんとお重に入って、味噌汁は蓋付椀で、びっくりした。さらに、肉はしっかり豚肉だったのには二重に驚いた。私のいた大学のはカツ丼=衣の分厚いトリカツ丼、だったので。とにかく質より量(トリさんごめん)だったので。。。また、これもむかし、上野の森にあるとある施設でバイトしていた時に、仲間の芸大出身の女性に連れられて、東京芸術大学の学食にも潜入。で、20年以上変わらぬメニュー、ということで、200円の豆腐ともやしをバター醤油で炒めて塩胡椒で味付けしたものをご飯に乗せただけ、という、でも意外な美味しさの激安丼を食べた。 実を言うと、先日「日展」を観に上野の森に行ったとき、あの激安丼を食べようと芸大の校門を潜ったのだけれど、いかんせん、あれからもう10年以上経っていたので、学食棟がどこにあるのかぜーんぜん分からなくて、人気のない敷地内でキョロキョロしていたらひどく目立ったので、怪しまれると思ってそそくさと出てきてしまった。学外の人間がウロウロしてはいけないのである。ほんとはm(_ _)m 今、夜だけ通ってる大学の学食は、うーん、うーん、うーん・・・。もっと美味しければいいのになあ。ハンバーグカレーを頼んだとき、レトルトのハンバーグをビニールから出してのっけていたのでがっかりした。まあ、学食はそれで我慢しなきゃいけないか。ただ、もっと安ければまだ耐えられる。とは思うのだけど、食堂の人の愛想がいいので、やっぱり食べに行く。学食の閉まる時間と、私の受講する講義の開始時間が同じなので、会社を定時に飛び出して、もし夕ご飯食べる時間があれば、学食に飛び込んで、10分でカレーライスを掻き込む。はふはふ。 でも、今通っている会社の社食が、社食にしてはなかなか美味しくて、安いので、残業食はもっぱらこちらです。社食には満足じゃ。 そうそう、よく、市庁舎などが新しく建て直されると、何故か、食堂のメニューが高級になってしまうことがあるけど、あれは解せない。それから、博物館や美術館(特に古くからある所)の中の食堂、というかレストランで、別に普通のメニューなのに、やけに高くて、待たされて、お皿の縁が欠けている、おまけに不味い、というのも納得がいかない(具体的なのは経験があるからでござるよ)。お皿の縁が欠けているのはそれなりの大衆性をうたい文句にしている店のみにしていただきたい。博物館や美術館のレストランのメニューは、多くが高すぎる。入場券と図録購入で、来館者は結構お金を使っているのだから、値段が高い=ゆったりした芸術気分を味わえる、という固定観念を捨てて、もっと気楽に食べることの出来るレストラン(というより食堂がいい)をくっつけて欲しいです。 食べることとなると私も必死だな。
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