あたろーの日記
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旧暦8月27日。 で、午前中うだうだしていたのですが、これではいかんと昼頃出かけていきました。深川江戸資料館。 午前中から自転車でフラフラ近辺散策兼ねて行こうと思っていたのですが、あいにくの天気だったので、バスか電車にしようと、でも地下鉄だと地上の景色が見れないからつまらない、じゃあバスで、と思ったのですが、いくつかの路線乗り継いで、目的地まではちょっと時間かかりそう・・・なので結局地下鉄に。 こんなものがありましてよ。「都営地下鉄秋のワンデーパス」、発売日は10月9日(土)〜11月23日(祝)までの土・日・祝日、で、大人500円、子供250円、発売日当日に限り有効で、都営地下鉄全線乗り降り自由でござあます。都営地下鉄の駅の窓口にてはじめにこれを購入して、私の場合、巣鴨から都営三田線、大江戸線を使って深川江戸資料館まで行き、帰りは都営新宿線でついつい神保町経由でしたので、全部都営線使用、500円の元は十分取れました。 とくとく切符、探せばいろいろあるみたいで、こういうの利用しない手はないですよね。あと、例えば、「都バス1日乗車券」というのは500円で1日何度でも乗り放題だし、「都電・都バス・都営地下鉄1日乗車券」は700円。テレビでやってる「ぶらり旅」みたいなのが好きな人はこういうの使うといいですよね。かく言う私もこれからもっとこういうお得な切符を駆使しようと思います。あ、でも、普段自転車通勤なので、定期券買ってないというのも、休日出歩くのに割と不便ですね(笑) 話を戻しますと、資料館の隣の霊巌寺、まずそこに立ち寄ってみました。この霊巌寺は、もと霊巌島にあったのを、明暦の大火後今の場所に移されたものだそうです。「江戸六地蔵」のひとつがここにあります(ひとつは巣鴨の真性寺)。で、なんといってもここには松平定信公のお墓。今私のマイブームが石川島の人足寄場なので、寄場を作った当時のご老中のお墓にもしっかりお参りしてきました。先日、松平定信の著した『宇下人言・修行録』(岩波文庫)を買ってみて、まだ読んでないですが、ちょっととっつきにくそうですが、まあ読む前に墓参り。これで少しは親近感湧いたかも。。。 いよいよ深川江戸資料館に入りました(観覧料大人300円)。   地下1階から地上2階までの吹き抜け空間に、江戸時代の深川の一部を想定して再現したものだそうです。再現してあるのは、八百屋、大店油屋、大店土蔵、町木戸、船宿2軒、舂米屋(つきまいや)、舂米屋の土蔵、長屋2棟、長屋木戸、長屋の厠と井戸と稲荷にゴミ捨て場、水茶屋、天麩羅の床見世、稲荷鮨屋台、火の見櫓、堀割端に猪牙(ちょき)舟です。どれも当時の実物大に、生活用具まで非常に丁寧に再現してありました。 嬉しいことに、展示してある建物の中は靴を脱いで上がることもできるし、撮影も可能なので、みんな船宿や長屋の中に出たり入ったり、デジカメぶら下げてあちこちで写真撮ったり、私も結構長居して、デジカメで長屋の内部の細かい所まで撮影しまくり、船宿の番頭さんにでもなった気分で大きなそろばんの前に座ってみたり、長屋の住人になった気分で畳の上でくつろいだりしてました。展示室の中では時々猫の鳴き声がしたり、照明が変わって朝になったり夕方になったり雨が降ったりと、趣向が凝らされています。 それにしても、長屋ってほんとに狭いですね。狭いというのは時代小説などを読んで知ってはいたけれど、実際に再現されたものを見て、頭で想像していた以上に狭いことにびっくりしました。当時の日本人は今に比べると平均身長が格段に低くて、全体的に小柄な人が多かったそうですが、それにしたって、あんな四畳半(といっても今のそれよりかなり狭く感じます)に夫婦と子供の3人家族とか、大変だ〜。1人暮らしでも、商売道具なんか置いたらとても狭い。生活用具も少ないし。 上の写真は、左から、展示室概観、長屋の共同井戸と厠、展示室上から眺めた共同井戸と厠、船宿の1階にあった月見飾り、です。長屋の井戸、当時は水道なんてないので、長屋の住人達は井戸を共同で使っていたんですね。顔洗う、食事の支度(長屋の台所は超狭い)、洗濯等々。井戸端会議なんていうのは、井戸端に長屋のおかみさん達がしょっちゅう集まるから、そこで世間話に花が咲くことからきたんですね。 あと、あの厠。。。中に入っているのが外から丸見え。。。昔通った保育園のトイレもあんなドアでした。でも、幼稚園児は皆小さいから、ドアの外から中を覗けるのは保母さんだけ。なので安心していたんですが。長屋の共同トイレは大人になってもあれだ。。。あれじゃあ音も丸聞こえ。現代は女性用トイレにも、ボタンを押すと水音が流れる「音姫」なんて洒落た名前の装置がくっついてたりするけど、長屋のトイレにはもちろんそんなものはなく。。。ひゃあ〜。激しくお腹壊してたりする時なんて、いったいどうするんだべー。例えば同じ長屋に好きな異性が住んでたりしたら、用足しに行くたびにキョロキョロあたり気にしてしまうよ。ああ、百年の恋もいっぺんに冷める長屋の厠。。。
館内、1時間あれば十分見学できる位の小さな規模ですが、2時間でも3時間でも、長時間いてもぜんぜん飽きない気がします。しばらくしたらまた行こうっと。
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