あたろーの日記
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旧暦7月26日。 お風呂上がりに近所の居酒屋で飲む。 同じく1人で来ていたおばちゃんと意気投合。時代小説の話とか、戦争直後の巣鴨の様子とか、エルヴィス・プレスリーとか細木数子とか。戦争が終わってラジオから流れてきたプレスリーのインパクトは、その後のビートルズの比ではない、とのこと。うん、プレスリーは凄い。プレスリーは格好いい。ああいうカリスマ性のある歌い手はもう登場しないんだろうか? 同じ職場で働く女性が、「ここのトイレの全身鏡って、細く見えますよね」と言う。なぬ?「他の人も言ってますよ、実際より細めに見えるんです。そういう鏡ってあるんですよ、洋服屋さんの全身鏡によく使われているんです」 だそうなのだ。洋服屋さんでは、実物より細く見える鏡を置いて、試着してみて自分がほっそり見えるのに気を良くしてもらい、さらには購買意欲も高めて貰おう、という魂胆があるらしい。 がーん。 なんと。 そんな。 真実とは異なるものを映す鏡があるとは。 この世で一番正直なのは鏡のはずではないか? それが、鏡が、嘘をつくとは。 グリム兄弟も真っ青、「白雪姫」のお話は成り立たなくなってしまうではないか。 じゃあなんだ?今まで毎日会社でトイレに行くたびに、トイレ出口の全身鏡に映る自分の姿に、細くなっただのお腹が凹んできただのといちいち喜んでいた私は、鏡にだまされていたということになるのだろうか? そんな。 ひどい。 一歩譲って、洋服屋さんが、お客が少しでも細く見える鏡を置くのは仕方ないとして、オフィスビルのトイレにそういう鏡を取り付けたビル側の意図は一体何なのだ?それが一体何の役に立つというのだ?? し、しかし。 やはり解せない。 どこに置く鏡であろうとも、鏡たるもの、真実を映さずして何を映すというのだ。。。
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