あたろーの日記
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| 2004年04月25日(日) |
地蔵通り商店街とおかず横丁 |
旧暦3月7日。 朝ですが今日の日記もう書いちゃおうっと。
で、話題は昨日のことです。 昨日は三味線のお稽古があったので、お師匠さん達に巣鴨の塩大福を買っていこうと地蔵通り商店街に行ったのですが、塩大福買うまでにすんごい時間かかってしまいました。巣鴨地蔵通り商店街(音楽鳴ります) 毎月4の付く日は縁日なのです。そこに天気の良い日曜日が重なっちゃったもんだから商店街は老若男女がどどどっと流入して賑やかにごった返しておりました。狭い商店街にずらっと屋台がならんでどの店もおばあちゃんおじいちゃん達が群がって(変な表現で失礼)います。・・・縁起物、骨董品、下着、お菓子、植木、佃煮、かつら、杖、布きれ、エトセトラ・・・。かつらの屋台があるっていうのが巣鴨らしいです。びっくりしました。 でもって、縁日の人混みに入ってしまったものだから、前に歩いていくのにえらい時間がかかってしまって。。だいたいおばあちゃん達は自分の欲求に素直です。目の前に「おっ」と興味をそそる売り物があると、もうそれしか見えない。地蔵通り商店街の人混みは、渋谷や新宿の交差点より歩きにくいです。周囲の人の動きが予測できないのです。だけどみんな楽しそう。そこは誰もがむっつり歩いてる渋谷新宿なんかとは違って面白いかも。私が言うのもナンですが、巣鴨いいですよー、次の縁日は5月4日で連休中なので超混みそうですが。。。 やっとこさ商店街の外れ(JR巣鴨駅から来れば商店街の入り口にあたります)にある伊勢屋にたどりつきました。ここは前に商店街で知り合った巣鴨フリークのおばあちゃんから、塩大福の一番美味しいと教わった店です。夕方行くと売り切れてたりすることもあるんだよね。私は塩大福よりごま大福のほうが好きなんですが(ごまあんが美味しいんです!)、今回はお土産&話題作りということでオーソドックスに。しかし、たどりついた店も人が群がっていて、なかなか買えない。こっちは一応並んでるつもりなんですが、おばあちゃんやおばちゃん達は我先です。おおおーい、頼むから買わせてくれーっ、と、半べそかきながら待ってたら、店の前でテレビカメラが回っていた。見たことあるんだけど名前知らない女性のタレントさんが、通りすがりのおばあちゃん達を呼び止めては「このステッキ、いいでしょう、こうやって椅子になるんですよ」と実演してみせていた。通販番組の収録っすか?それともクイズ番組ですか?よう分からないけど、みんな立ち止まって見物。休日地蔵通りに行くとテレビカメラのない日はないです。必ず商店街のどこかで撮影してます。でも、テレビカメラの対象はおばあちゃん達で、私なんかは捕まってインタビューなんてことはまずないので、安心して歩けるわけです。塩大福や鯛焼きほおばってる顔ばんと写された日にゃああんた、落ち込むわさ。
いきなり場所は飛んで、浅草橋です。 三味線のお稽古は浅草橋なんであります。浅草橋も情緒があって好きな街です。JR浅草橋周辺の通りは飾りものやアクセサリーなどの問屋さんがあってこちらはとっても賑やか。そこから離れた鳥越神社のそばにあるのが、「おかず横丁」です。むかーし、愛川欽也の「アド街ック天国」でも取り上げられましたな。おかず横丁、私が通るのが休日だからか、閑散としてます。平日の夕方に来たら賑やかなのかなあ。。駅から遠いのと場所が分かりにくいのとで、よそからわざわざ訪れる人は少ないのでは、と思いました。だけど、なんか昭和30〜40年代、という雰囲気が好きです。   お稽古の帰りにまたおかず横丁を通って、佃煮でも買って家で一杯やろうなんて思ってたんですが、夜7時ちょっと前くらいにはほとんどシャッター下りてました。残念。ちなみに、巣鴨の地蔵通り商店街も夜は早いです。同じく7時くらいには多くの店が閉店してます。ま、それが健全といえば健全ですね。東京の夜は長すぎますもんね(でもやっぱ仕事終えて帰ってきて地元の商店街の灯りが迎えてくれるっていうのが理想なんですけど・・)。
帰宅して自分でおつまみ作って呑むかと思ったのですが、近所の居酒屋の焼き鳥(つくねが美味しい)食べたくなったので、結局そこに寄りました。無口で穏やかなおじいちゃん(おじちゃんかな)と物わかりのよいお袋さんという感じのおばちゃんが夫婦で切り盛りしている小さな古い店です。古くて最初は汚いかな、と思ったけど、掃除も行き届いて小綺麗な感じです。ここに入るのは2回目なんですが、顔覚えててくれたようで、居心地もとてもいいです。カウンターの端っこに座って、焼鳥やまぐろぬたつつきながらビールと焼酎。こういう雰囲気で呑みながら、誰にも邪魔されずに読みたい本ってあるじゃないですか、そういうことを気楽に出来る店です。お店の人とも、他の客ともちょうど良い距離をとって、それぞれの世界に入り込める店って案外少なかったりする。特に女性の場合。そんなことが出来る店が自宅から歩いて2〜3分の所にあるなんて、あたしゃ超幸せです。 店に入った時は私の他に常連らしきおじさん2人連れが2組、両方とも職人さんぽかったですが、静かに呑んでました。そのあと入れ替わって30代カップル、あと芸人風情の年配夫婦。次に40歳位のかわいらしい女性が1人、さらに40歳くらいの男性1人。気が付いたら男女の比率が逆転して、男3、女4になってました。うーん、ますます居心地よかぁよ。1人で来た女性は私と同じくカウンターに座り、なにやら難しそうな英文の論文を広げて読みながら呑んでました。嬉しかったっすよ。すんごく。酒呑み道の先輩見つけたみたいで。自分と似た女性がいて。・・・生意気言うようですが、世の中、1人で酒呑みに行く女性にははっきり2つの人種があるのでござる。1人でいて寂しいから店で隣り合った人と喋ろうという人と、最初から最後まで1人で呑ませてくれ〜自分の世界を誰も邪魔しないでけろ〜という人と。私は完全に後者です。誰かと呑みながら会話を楽しみたいという場合は、はじめから知り合いと連れ立っていきます。1人で行く場合は店の人と必要な会話をする以外、誰からも放っておいて欲しいもんです。そういう呑み方を許容して包み込んでくれる居心地の良い店を見つけたら嬉しいので隠れ家のつもりで大事に通います。へへ。生意気〜。ただ、女性1人で呑んでると話しかけてくれる人っていうのは、たいていやさしい人なんですね、1人で寂しく呑ませてはいけないと気を遣ってくれるわけですから。だけど、放っておかれてもぜんぜん寂しくない、むしろ孤独が楽しいわけです、こちらとしては。。。そういうのって女性も男性も同じかなと思います。 その後9時半には帰宅。健全だぁ〜。 できれば、「女1人で静かに呑む会」なんつうサークルでも作って、情報交換したりするのも楽しいかな、なんて思うんですが、会合と称して集まっちゃうとそれでもう「1人で呑む会」ではなくなっちゃうので駄目ですね。
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