あたろーの日記
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| 2004年04月10日(土) |
この場合の国際社会って。。。 |
旧暦閏2月21日。
今自衛隊を撤退させれば日本はテロの脅しに屈して自衛隊を引き上げた国ということで国際社会の信用を失う、という意見もある。けれども、そこで言われる国際社会というものの枠組みが、こと今のイラク情勢を中心に見据えた場合、それぞれの立場によって曖昧だし、また偏ってもいるのではないだろうか。イラク戦争の意義そのものが大きく問われている現在、十分な議論も持たずに行われた自衛隊派遣もまた、当初からその意義を国内外において大きく問われてもいる。大手新聞の社説が一様に、即時撤退は国際社会の信用を失う、と主張しているけれど、そもそもその国際社会が、日本が国益も視野に入れて当面協調していかなければならない国々との社会のことなのか、それともそういう垣根を乗り越えたところにあるさらに広い意味での国際社会なのか、自らの位置から周囲を見回しただけでは見えない部分があまりにも多いのではないか。国際社会に善や悪や正しい間違っているの明確な基準を設けることはできないし、宗教や民族が多種多様であるのと同様、信じがたいことだけれどこの世での命の重みについてまでも様々な考え方がある。いわんや一国の価値観を他国に強制することなど、とうてい不可能である。 そういったことを踏まえて、いつまでも終わらないイラク戦争を、この先どのような国際社会や国際世論を意識しながら処理していくのか、また関わっていくのか、難しい問題だけれど、日本もここで改めて考え直しておくのは、決して無駄ではないと思う。 国際社会というものを、日本政府よりもさらにグローバルに巨視的にとらえて、その上で微視的なレベルで地道に動いていた一例として高遠さんや今井さんがいるのではないか。政治が持ち得なかった視野と行動力を持ち、政府がなし得なかったことをしていたのが今人質となっている3人ではないだろうか。 その3人を、危険な地域に勝手に行ったのだから自業自得だなどと非難するのは、あまりにも短絡的だ。
いろんな考え方があるとは思うが、3人を救う一番確実な方法が自衛隊の即時撤退ならば、政府がそれも視野に入れて今回の事件に対処すべきと思う。自衛隊を撤退させ、新たな復興支援のあり方を検討し、貢献していくならば、国際社会の信用をなくすことはないと思う。 こちらのサイトの真ん中のほうに、3人を救うために自衛隊即時撤退を求める緊急署名のコーナーがありました。 WORLD PEACE NOW.JP
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