あたろーの日記
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2004年04月08日(木) まさか見殺しにはしないですよね。。。

旧暦閏2月19日。

 イラクで3人の日本人拘束。3日以内に自衛隊を撤退させないと殺害するとの予告。武器を持たない民間人を拘束して殺害をほのめかすなど、決して許される行為ではない。
 ・・・いろんな意見があると思うけど。とにかく3人とも一刻も早く無事に解放されますように。。
 3人とも、イラクが安全な場所ではないということは十分分かっていたと思う。でも、皆、日本が自衛隊派遣を決める前からイラクとそれぞれの形で繋がりを持ち、それぞれのやり方でイラクの人達を支援してきたんだと思う。自衛隊派遣とは別の次元で、自分たちに出来る精一杯の支援活動を続けてきた人達なんだと思う。なかなか出来ることじゃない。
 アメリカの主張する大義名分になんの疑問も持たずに金魚の糞よろしく追従する日本政府が、国内の世論を二分するほどの重大問題なのに、ろくな議論もせずに自衛隊派遣を強行。米英で今イラク戦争や9.11テロに関する疑惑があれだけ噴出しているのに、相変わらず自分の頭で考えない日本政府を、先日イギリスの新聞が社説で、日本の指導者は外交問題でもっと積極的に発言すべきだと揶揄したほど、自分の意見を持たない日本の政府。そのくせ国民を小ばかにしたニヤニヤ答弁を繰り返し無理矢理送った自衛隊は、蓋を開ければ武装したアメリカ兵を輸送してた。武装兵を運ぶのが人道支援なら当初の説明とぜんぜん違うんじゃないの?しかもいつ国民の気持ちを確かめたのか、スペインの列車テロを受けて小泉首相、「日本国民はテロと戦う覚悟がある」。
 首相の言うテロと戦うっていうのは、どういうことなんだろう。暴力行為や破壊行為はイスラムの過激派と同様アメリカ軍も行ってるじゃないかって思う。イラクはまだまだ戦争状態だし、その原因を作り出してるのはアメリカやイギリスを中心とする占領軍だ。イラクの人達が、たとえ一時はフセイン政権の崩壊を喜んだとしても、キリスト教徒の国であるアメリカの支配をいつまでも甘んじて受けることを屈辱と思うことくらい、簡単に想像できたはずなのに。それでも様々な思惑があってたぶんいつまでも撤退しないアメリカ。小泉首相の意図するテロとの戦いというのは、要するにどこまでもアメリカの言う通りに、日本の国益を一番に考えて振る舞うということであって、真の意味での暴力や破壊との戦いとは言えない。思惑まみれの自衛隊派遣によって、現地の自衛隊員に犠牲が出るのも、日本国内でテロが起こるのも、海外で民間人が危害を被るのもどれも嫌だ。今回たとえこの3人が拘束されなかったとしても、自衛隊に犠牲者が出る可能性も否定できない状況に向かって、今のイラクはどんどん悪化しているわけで。
 3日以内に自衛隊を撤退させなければ拘束した3人を殺害するとのことだけど、小泉首相、まさか撤退しないなんてことはないよね?方針は変えないとのことらしいけど、本気で3人を見殺しにするつもりじゃないでしょう?
 現地の自衛隊員には罪はないけど、アメリカの大義名分に乗っかって派遣した自衛隊と、身体張って草の根レベルでイラクの人達の支援をしていた民間人、どちらが本当の人道的な復興支援なのか。それを教えてくれる若者3人を、まさかこのまま見殺しにはしないですよね?
 


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