あたろーの日記
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2004年03月18日(木) 検閲か、言論の自由か。

旧暦2月28日。
「週刊文春」、結構面白いので時々買ってたんですが。
別に田中さんの長女の味方ってわけではないけど、公人ではない個人の離婚を記事にするのはまずいですよ。それで司法の判断に対して日本雑誌協会が「事実上の検閲」だなどと反論するばかりなのはかなりのおごりだと思う。確かに言論の自由は尊重されるべきだけど、マスメディアは、公人にしろ私人にしろ、人の情報を勝手に拾い上げてそれを自分たちの商売道具にしているという負の側面を自覚しないと、出版社が雑誌を売らんがためにその陰で一個人のプライバシーや日常生活が犠牲になるという恐ろしい仕組みがまかり通ることになってしまう。極端な話、それって、ソフトバンクが儲けのためにヤフーBBの加入者躍起になって増やして、その裏で個人情報漏洩させてたってのと、結果的には似てない?、と思ったのでした。確信犯だからもっとタチ悪いよね。
でもって、じゃあ「週刊文春」の記者の離婚劇を同じ紙面に掲載できるかというとそうじゃないんだなこれがきっと。他人のプライバシーは簡単に暴露するけど、記事を書いてる自分のプライバシーは表に出したくないでしょう、記者さんだって。ずるいよね。それに自分や自分の家族が平穏な結婚生活を送っているかというと必ずしもそうじゃないと思う。人生いろいろだものね。それを、自分のことは棚に上げて、他人のあれこれを偉そうに記事にするなんざ、おかしな話でござあ。
ペンは武器とよく言われますが、凶器となってしまうことも十分あるわけで。


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