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2002年09月10日(火) 記念写真

今日のできごとではないのだが、3,4日前に娘の二十歳の記念写真が出来上がってきた。写真を取ることさえもあまり乗り気でなかった本人に、母のソンケーイする大学の某先生のピアノのジャズライブに連れて行ってあげるからと、好きなものを目の前にチラツカセテやっとの思いで日程を組んだ。

もちろん振袖などではない。ちょっとしたスーツ姿だが、さすがに専門家の手にかかるとたいしたものである。写真を受け取りに行って、思わず
「馬子にも衣装ですね」と呟いてしまった。
すると写真屋のおじさんもすかさず相槌を打った。
「本当にねー。最初はどうなるかと思ったよ。」
江戸っ子だーね。正直だ。
何しろ写真屋のドアをまたいだ娘はTシャツ、ジーパン、何やらぎゅーぎゅーに中身を詰め込んだ大きな布袋を3つも持った、いかにも美術系それも裏方といったイデタチである。

持って行ったスーツに着替えさせていただき、靴も履き替えて撮影のスタジオに立った娘は親が言うのもナンだが、まあまあの見栄えであった。

出来上がった写真を見て、無理を言って撮ってよかったと思った。豪華な着物姿ではないが記念である。既成の年齢像にはこだわらない親にとっても、やはり20年の区切りというのはちょっとしたできごとだと自覚した。

私のこの”既成の年齢像への反抗”は若い頃からあり、私自身は自分の改たまった成人式の写真を撮っていない。私が何も必要ないからと言ったら親も一度で納得した。
それが自分の子供の写真は半分無理やりに撮らせている。
まあ、子供の自分と親の自分は違うのだとここでも屁理屈る私である。


Hiroko |MAILHomePage