僕の大切なパーツを抱えている少女は綺麗な瞳をしていたその瞳こそ誰かが僕から奪ったものだから少女の、片目を抉り出した悲鳴にも似た何かが聞こえた僕がそれを悲鳴と認めないだけかもしれないけど指先に残る妙な感覚現実とも空想とも何とも取れない滑り片目を失った少女が僕を見つめた鬼のような形相でも軽蔑するような表情でもなかったただ僕を嘲笑するような心を見透かされているような僕は何だか苛立って綺麗だと思ったその瞳を踏み潰しもう一度聞こえた悲鳴のような何かに耳をふさぎ逃げた