遺書

2007年01月30日(火) 1391 誰も傷つかないし

指先に絡めた愛が
落ちていく
細い指先は
ゆっくりと私以外の指と絡み

宙を掴む指先はもう、何にもない
さびしくなった独りの世界は
私にとってしばらく非日常だったけど
私が元居た場所であり
私の故郷であると
思い出した

独りだからと嘆くことはない
私はこういう人間で
世界はこういう世界だったのだ

戻ってきた日常の中
時々、非日常を思い出し涙をするけれど
幸せなのか、不幸なのかと聞かれれば
たぶん、きっと、これが私にとって幸せなんだろう


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