遺書

2006年10月16日(月) 1286 City noise

最近やたらと雑音が酷くて
助けての声やら、がんばっての声が聞こえない
自分は一人なんだな、と思える孤独を
僕は静かに手に入れている

どんな声でも聞こえはすれど
イメージとして捕らえることができない
それらを言葉として見れない

此れは日常的な問題で
多分、何処にでもある病気なんだろうと僕は思う

しかし誰も誰に話すことはなく
孤独に身を沈めて行くのだと思う
辛いとも思わないし、抜け出そうとも思わない
孤独が特に冷たいわけでもないし、当然暖かいわけでもない
自分は孤独であるということで一種の安心を得ている

言わば孤独というぬるま湯の中で培養されている駄目人間のようなもの
そう言った感覚は都市に住むものの中に少なからずあるはずだと、僕は思う

だから(同種が居る)
真の意味では孤独ではないのかもしれない

寂しくない? 大丈夫?
そんな声が聞こえても、それがどういう意味なのかは

忘れてしまったよ

僕は独りだから
そう言って

逃げた


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