静かに君の記憶を葬って握っていた手のひらの傷を懐かしむ夢のような世界があったと唯一、何もないに等しい世界で教えてくれる強く手を握ってあるはずのないものを握ろうとする柔らかな肌や暖かな感触君の感触であり、僕だけのものだったモノ君がくれた優しさや嘘で満たされていたときのしあわせは君がいない虚しさや寂しさでさみしさに変わって夜の世界にひとりうずくまる