遺書

2005年11月23日(水) Hand in Hands

君のことが好きだった

ずっと手を握って居たかった


けど、この手には温もりだけが残っていて


今は、もう叶わぬ願い



『掴んだ手を離さないで』

離れていく君の手を私は握ることができなかった、

私の手が、ただ小さすぎて


『ねぇ私から離れないで』

遠くに居るあなたに手を伸ばしても届かなかった、

私の腕が、ただ短すぎて


空を流れる光に込めた願いは、叶うことなく

光とともに消えていった



何も掴めんでいない手のひらを見て、

私は溜め息を吐いた


これでいいのだ、と君の幸せだけを祈って

温もりの残る手のひらを頬にあてた

涙だけがただ、冷たかった

d958/w1006/t----
ムーンセパラーションと類似しているけど、
これはただ恋愛詩もどきが書きたかっただけなんです。


 < 過去  INDEX  未来 >


MY DEAD BIRD [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加